倉庫や保管エリアで「通路幅がもったいない」と感じたことはありませんか?
実際、固定ラックでは通路を確保しなければならず、保管効率が大幅に制限されてしまいます。
そんな課題を解決するのが「移動ラック」です。必要なときにだけ通路を確保できるため、限られたスペースを最大限に活用できます。
本記事では、移動ラックの種類・導入メリット・注意点を詳しく解説。
パレットラックや棚の形状を問わず対応可能な可動式ラックの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
ー目次ー
移動ラックとは、使用時にだけ通路を確保し、使用しないときはラック同士を密接に収納できる可動式の保管棚です。
作業時以外の通路を不要にすることで、通常の固定ラックに比べて最大2倍の保管効率が実現可能です。
床に設置したレール上を、人の手で直接ラックを押して移動させる方式。
書架やキャビネット用途に適しており、コストを抑えた簡易導入が可能です。
ラック側面に取っ手を設置し、レール上をスライド。
軽量物の長期保管に適しており、医療・研究機関などでの採用事例もあります。
ハンドルを回すことで複数のラックを連動して移動させる方式。
大量保管に適しており、軽い力で操作可能なため、薬品や文書類の保管に最適です。
電動制御により、パレットラックをボタン一つで移動。
マグネットセンサーによる安全制御機構付きで、重量物を多く扱う工場や原材料倉庫に有効です。
移動ラックには下記のような制約や注意点もあります:
移動ラックは、通路幅の制約を解消し、保管密度を飛躍的に高められる設備です。
自社倉庫における導入可能性や適切なタイプは、保管物・作業頻度・建屋状況により変わります。
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