• 2025.12.11

ラックの解体からアンカー処理まで一括対応。倉庫 → 工場化をスムーズに進めるための“第一歩”

防虫間仕切り
防虫間仕切り

倉庫として使っていたスペースを、これから工場として活用したい。
そんなとき最初に向き合うべきなのが 「既存ラックの撤去と床の復旧」 です。

パレットラックは重量があり、安全に解体するには専門技術が必要です。
さらに、床に残るアンカーを処理しないままでは、機械配置や人の動線に支障が出てしまいます。

今回は、パレットラックの解体からアンカー処理まで一括で対応し、工場化へのスタートを支援した施工事例 をご紹介します。

お客様のご要望

  • 倉庫を工場へ転用するため、既存のパレットラックをすべて撤去したい
  • ラックの“解体だけ”でなく、床もフラットに戻しておきたい
  • 今後の工場レイアウトに影響が出ないよう、丁寧な原状復旧をしてほしい

この設備を導入することで何が変わる?

今回ロジカルでは、
①ラックの安全解体 → ②アンカー処理 → ③床面の復旧
までをワンストップで対応しました。

■ ラックを安全に分解・搬出

重量物のため、倒壊リスクや部材落下が発生しないよう、手順を細かく分解。
動線を確保しながら施工を進め、周囲への影響を最小限に抑えました。

■ アンカーを切断・研磨して床をフラットに

撤去後の床にはアンカーが残っています。
突起を残すと以下のような問題が発生します:

  • 機械が水平に設置できない
  • 台車・フォークリフトの走行に支障
  • 作業者がつまずく危険

そこで、アンカーを切断し、さらに研磨して 引っ掛かりのない滑らかな床面 に復旧しました。

■ 工場化のレイアウト設計がスムーズに

フラットな床になることで、次工程の機械導入・動線設計がスムーズに進行。
“倉庫から工場へ” の移行準備が整った状態でお渡しできました。

施工概要

  • 施工内容:防虫ビニールカーテン間仕切り設置(簡易仕様)
  • 施工地域:茨城県
  • 業界:物流倉庫・食品倉庫など

アンカー処理が“工場化の最初の投資”

ラック撤去後のアンカーを放置すると、
後から土間補修や機械の再設置で余計なコストが発生することがあります。

今回のように、
解体と同時にアンカーまで処理することで、後工程が圧倒的に楽になる のがポイントです。

まとめ

倉庫から工場へ転用する際には、

  • ラック解体の安全性
  • アンカー処理による床の復旧
  • 今後のレイアウトを見据えた施工

これらをセットで考える必要があります。

ロジカルでは、
解体 → 搬出 → アンカー処理 → 原状復旧
までを一括対応し、用途変更をスムーズに進められる環境を整えます。

「まず何から始めればいい?」という段階でもお気軽にご相談ください。

関連ワード

このコラムと
合わせて読みたいコラム

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
このコラムを読んだ方は次の記事も合わせて読むと、さらに御社の倉庫や工場のレベルアップに繋がると思います。ぜひご覧ください!

一覧へ戻る