倉庫内の収納スペース、特にパレットラック下部の奥側に保管された商品は、手が届きにくく作業性が悪くなりがちです。
今回は、その「取りにくい」を“引き出せる”に変えることで、作業効率を大きく改善した事例をご紹介します。
お客様の要望
大阪府のお客様からは、
「パレットラックの下部に段ボールで保管している商品が奥まで手が届かず、取り出しにくい」という声がありました。
作業時に毎回かがんだり、商品を一度出し直したりと、無駄な動作が多く発生しているとのことでした。
この設備を導入することで何が変わる?
ロジカルがご提案したのは、キャスター付きの軽量ラック。
このラックをパレットラック下部に設置し、まるで引き出しのように前方へスライドできる仕様にしたことで、
奥にある商品もスムーズに取り出せるように改善しました。
段ボールの段積み保管では、下の箱を取るために上の箱を一度退かす手間が発生しますが、
キャスターラック導入により、全体を前に出すだけで中身にアクセス可能になり、作業時間を大幅に短縮。
また、既存のパレットラック内の空間を利用しているため、新たなスペース確保も不要で、
省スペース性と作業性の両立が実現しました。
施工概要
“ちょっとした動き”が作業効率を大きく変える
たったひとつのキャスター付きラックで、取り出しのストレスをゼロに近づけることができます。
取りにくさに悩んでいるなら、それは改善できるサイン。
今ある設備の中で、工夫と改善を加えるだけで現場の快適さは劇的に向上します。
まとめ
「取り出しにくい」「作業が面倒」そんな日常の小さな課題こそ、改善による効果が大きく表れるポイントです。
ロジカルでは、既存ラックのスペース活用や作業性向上のためのカスタム提案を得意としています。
パレットラック周りの“もったいない”を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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