• 2025.06.19

取りにくいを“引き出す”で解決!キャスター付きラック活用法

キャスター付ラック
キャスター付ラック

倉庫内の収納スペース、特にパレットラック下部の奥側に保管された商品は、手が届きにくく作業性が悪くなりがちです。
今回は、その「取りにくい」を“引き出せる”に変えることで、作業効率を大きく改善した事例をご紹介します。

お客様の要望

大阪府のお客様からは、
パレットラックの下部に段ボールで保管している商品が奥まで手が届かず、取り出しにくい」という声がありました。
作業時に毎回かがんだり、商品を一度出し直したりと、無駄な動作が多く発生しているとのことでした。

この設備を導入することで何が変わる?

ロジカルがご提案したのは、キャスター付きの軽量ラック
このラックをパレットラック下部に設置し、まるで引き出しのように前方へスライドできる仕様にしたことで、
奥にある商品もスムーズに取り出せるように改善しました。

段ボールの段積み保管では、下の箱を取るために上の箱を一度退かす手間が発生しますが、
キャスターラック導入により、全体を前に出すだけで中身にアクセス可能になり、作業時間を大幅に短縮。
また、既存のパレットラック内の空間を利用しているため、新たなスペース確保も不要で、
省スペース性と作業性の両立が実現しました。

施工概要

  • 施工内容: キャスター付き軽量ラックの設計・設置
  • 施工地域: 大阪府
  • 業界: 製造業・物流業

“ちょっとした動き”が作業効率を大きく変える

たったひとつのキャスター付きラックで、取り出しのストレスをゼロに近づけることができます。
取りにくさに悩んでいるなら、それは改善できるサイン。
今ある設備の中で、工夫と改善を加えるだけで現場の快適さは劇的に向上します。

まとめ

「取り出しにくい」「作業が面倒」そんな日常の小さな課題こそ、改善による効果が大きく表れるポイントです。
ロジカルでは、既存ラックのスペース活用や作業性向上のためのカスタム提案を得意としています。
パレットラック周りの“もったいない”を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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