• 2026.03.03

在庫の頻度で分ける!新設倉庫におすすめのラック配置術

倉庫新設 中量ラック 高層ラック
倉庫新設 中量ラック 高層ラック

倉庫を新設する際、ラックの種類や配置は“見た目”ではなく、在庫の動き(回転率)を基準に設計することが重要です。
とくに、アイテム数が多く、出庫頻度に差がある現場では、保管エリアの分け方が作業効率と在庫精度を大きく左右します。

本記事では、高層中量ラックと中量ラックを組み合わせ、在庫回転率に応じたゾーニングを実現した事例をご紹介します。

課題解決のポイント|高層中量ラック+中量ラックの組み合わせ要望

① 在庫回転率に基づくエリア分け

まず実施したのは、在庫品の分類です。

  • 出庫頻度の高い商品(高回転品)
  • 出庫頻度の低い商品(低回転品)
  • 保管量が多い商品
  • 保管期間が長い商品

これらを整理した上で、以下の構成を採用しました。

  • 低所エリア:中量ラック
    → 日常的に出し入れする商品を配置
  • 高所エリア:高層中量ラック
    → 動きの少ない在庫を集約保管

このように“頻度で分ける”ことで、作業導線を最短化し、保管効率も最大化しました。

② 高層ラック導入に伴う通路設計の最適化

高層中量ラックを活用する場合、ピッキングカートや昇降機器の運用を想定した通路幅の確保が不可欠です。

本案件では、

  • 通常より広めの通路幅を確保
  • 旋回スペースの確保
  • 安全動線の明確化
  • ピッキングカート同士のすれ違い配慮

といったレイアウト調整を実施しました。

これにより、

  • 作業者の安全性向上
  • 渋滞防止
  • 出荷作業の安定化

を実現しています。

③ 保管量と作業性を両立する棚設計

中量ラックでは、

  • 取り出しやすい棚高さ設定
  • SKUごとの明確なロケーション区分
  • 将来的な棚増設を想定した設計

を実施。

高層ラックでは、空間を縦方向に最大活用することで、床面積を圧迫せずに保管容量を拡張しました。

その結果、保管効率と作業効率の両立が可能となりました。

施工概要

  • 施工内容: 高層中量ラック+中量ラックの設置、倉庫レイアウト設計
  • 施工地域: 岐阜県
  • 業界: 製造業

“頻度で分ける”レイアウトが倉庫運用を安定させる

倉庫設計において重要なのは、ラックの種類ではなく「在庫の動き」です。

頻度を考慮せずにラックを配置すると、

  • 無駄な移動距離の増加
  • ピッキング時間の増大
  • 在庫管理の煩雑化
  • 作業安全性の低下

につながります。

一方で、回転率を基準にゾーニングを行えば、

  • 動線の短縮
  • 作業負担の軽減
  • ロケーション管理の明確化
  • 保管スペースの最適化

が実現します。

ロジカルでは、単なるラック販売ではなく、使用頻度・保管量・作業導線を総合的に分析した設計提案を行っています。

まとめ|新設倉庫こそ“最初の設計”が重要

新設倉庫では、初期レイアウトがその後の運用効率を左右します。

「動かす商品」と「保管しておく商品」を明確に分け、
在庫回転率に基づいたラック配置を行うことで、無駄のない倉庫運用が可能になります。

新倉庫の立ち上げやラック構成の見直しをご検討中の方は、ぜひロジカルへご相談ください。
現場に最適な中量ラック・高層ラックの組み合わせとレイアウトをご提案いたします。

関連ワード

このコラムと
合わせて読みたいコラム

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
このコラムを読んだ方は次の記事も合わせて読むと、さらに御社の倉庫や工場のレベルアップに繋がると思います。ぜひご覧ください!

一覧へ戻る