倉庫や工場を運用していると、取り扱う商品が増えたり、工程が増えたりなど後々部屋が欲しくなったりすることがありますよね。
例えば、検査室やクリーンルーム、その他にも事務所など様々な種類の部屋などがありますが、建屋に追加で作る場合、高額な製作費用が必要となります。
そんなときに活躍するのが間仕切り部屋です。
間仕切り部屋は部屋を一から製作するよりたくさんのメリットがあります。
今回はそんな間仕切り部屋のメリット・デメリットや間仕切り素材の種類についてご紹介していきます。
「新しく部屋を作りたい」という方は間仕切り部屋を候補に追加してみてください。
間仕切りとは名前の通り仕切りのことで、出入口に仕切りを作ったり、建屋内で仕切りで囲って部屋を作り出すことができます。
間仕切りの素材にもよりますが、多くの素材では自由な成形が可能なため、要望に合わせた細かな部屋を作ることができます。
また、間仕切りは一から部屋を作り出すより遥かに安価で工期が短く済みます。
間仕切りは素材によって性能が違っているため、その部屋に求める機能に合わせて素材を選ぶ必要があります。
次に間仕切りの素材について見ていきましょう。
シート間仕切り(またはカーテン間仕切り)とはビニール製の素材の間仕切りで、特徴としては安価で防炎素材という点です。
防炎と言っても燃えないわけではありませんが、火元から離すと自ずから消火されるような素材で、火事が起きた際の延焼を防ぐことが可能です。
また、写真のように網目が入っていることものは、中に強靭な糸が入っていて、引き裂きに対する強度が強く耐久性が高い性質を持ちます。
防災性能や耐久性から人気の間仕切り素材なため、特別な要望がなければこのシート間仕切りが採用されることが多いです。
そのほかにも、防虫効果の高い防虫色シート間仕切りや、ほこりの付着を防ぐ帯電シート間仕切りなどがあります。
ボード間仕切り(パーテーション間仕切り)とは、パーティションを壁として使って間仕切りを作ったものです。
シート間仕切りと比べて、耐久性や不燃性に優れていて、高い気密性を確保することが可能なため、よりちゃんとした部屋を作ることができます。
気密性の高さから高い空調効率や防音性を持たせたり、パネル同士の繋ぎ目内に配線を通して中に照明器具や空調設備などを導入することが可能です。
事務所や、従業員の休憩室、トイレの個室を作ったり、
工場内の大きな音が出る機械の周りを囲って、防音室を製作したり、
クリーンルームを作ったりなど幅広い用途で使うことができます。
ケイカルとは、主にけい酸とカルシウムで構成された素材で、特徴としては人が摂取しても無害という点で、その性質から食品を取り扱う工場などでよく使われます。
万が一、壁が削れて食品に入ってしまったとしても人体に影響を及ぼさないからですね。
ちなみに食品工場などでは埃の混入を絶対に防ぐために、このケイカル板とボード間仕切りの二重構造で壁や天井を作ったりします。
一枚のみでは外部の埃が混入してしまう危険性があります。
間仕切りには種類があり、用途に合わせて最適な材が変わります。
作りたい部屋の仕様をしっかりと選定し、それに合わせた間仕切り素材と費用感をしっかりと考えるようにしましょう。
当社ロジカルは長年にわたりお客様のご要望に合わせたコストパフォーマンスの高い間仕切りを提案してまいりました。
コストを抑えて間仕切り部屋を作りたいという場合はお気軽にお問い合わせください。
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