倉庫や工場で使用されているパレットラック。
「まだ使えるし、再利用したい」という声は多いものの、
単に再組立てを行うだけでは、安全面への配慮が不足しがちです。
今回は、栃木県の現場で実施した、既存パレットラックの再組立てと同時に
背面に強度の高い金網を追加して安全性を向上させた施工事例をご紹介します。
再利用にあたり、まず既存ラックの状態を確認し、
安全に再組立てが可能な範囲で最適なレイアウトを再設計。
そのうえで、ラック背面が通路に面していたため、
荷物の落下リスクを防ぐための高耐久溶接金網を追加取付しました。
この金網は重量物にも耐えられる強度を持ち、
荷崩れや押し出しによる落下を確実に防止。
再利用したラックを“安全仕様”にアップグレードすることで、
コストを抑えながらも安全性と実用性を兼ね備えた保管環境を実現しました。
施工概要
今回使用した金網は、パレットラック専用に設計された高耐久タイプ。
ラックフレームに溶接でしっかりと固定することで、
荷物のズレや押し出しによる落下を防ぎます。
背面が通路になっているレイアウトでも、
人の往来に対して十分な安全性を確保できる仕様です。
ラックの再利用は、コスト削減の観点では非常に有効ですが、
安全性を見直すことこそが、長く安心して使うためのポイントです。
今回のように、再組立てに加えて安全カスタムを行うことで、
再利用ラックが新設同様の性能を発揮する環境に生まれ変わります。
ロジカルでは、既存ラックの状態確認から必要部材の手配、
施工・補強までをワンストップで対応可能。
「あるものを、安全に、賢く使う」
それがロジカルの再利用提案です。
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