倉庫にパレットラックを導入する際、どうしても意識が向きがちなのは「どれだけ保管できるか」「動線をどう最適化するか」という点。
しかし、避難経路の確保という視点を忘れてはいけません。
ラックの高さや配置によって避難誘導灯が隠れてしまうと、災害時の避難が遅れるリスクが生じます。
今回は、兵庫県の現場で行った「ラック新設+避難誘導灯設置」による、安全性と保管効率を両立した施工事例をご紹介します。
今回導入したのは、保管効率を高めるパレットラックと、避難経路を明確に示す緑の誘導灯。
ラックの高さ・位置関係を入念にシミュレーションし、どの角度からでも避難ルートが見える位置に誘導灯を設置しました。
照明の死角を防ぐため、LED高輝度タイプを採用し、暗所でも視認性を確保。
さらに、ラック配置そのものも避難経路を塞がないよう調整。
「収納力を上げても、安全性を下げない」という両立設計を実現しました。
避難誘導灯の位置・高さ・角度を現場で微調整し、ラックとの干渉を最小限に。
また、LED仕様により昼夜を問わず高い視認性を発揮します。
これにより、万が一の際にも「どこに逃げればいいか」が瞬時に分かる安全環境を実現しました。
パレットラックの導入は、収納力を高めるだけでは終わりません。
重要なのは、その設備が非常時にどう影響するかまで考えた設計です。
避難誘導灯の設置やレイアウトの工夫を組み合わせれば、
“使いやすく、そして守れる倉庫”が完成します。
ロジカルでは、ラック導入と同時に避難動線・安全対策をトータルでサポート。
「避難経路が見えにくくなりそう」「安全面も一緒に相談したい」
そんなときは、ぜひご相談ください。
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