中量積層ラック導入で保管効率を2倍に|限られた床面積を立体活用

新設倉庫での運用開始にあたり、保管量を最大化できるラックシステムを導入したいというご相談をいただきました。
通常の中量ラックだけでは保管容量が不足するため、2層構造の積層ラックを採用。
床面積を変えずに、収納効率を大幅に高めた事例をご紹介します。

お客様の要望

  • 新設倉庫でできるだけ多くの在庫を収納したい
  • 中量ラックをベースに保管システムを構築したい
  • 安全性と作業効率を両立したレイアウトにしたい

施工内容と効果

新設倉庫の保管エリアに、中量ラックと中量積層ラックを組み合わせて導入しました。

  • 中量ラックの上部にフロア材を設置し、積層構造を構築
  • 2階フロア上にも中量ラックを設置し、立体的に収納スペースを確保
  • ラック構造部と床材を一体設計することで、安全で強度の高い構造を実現

この2層構造によって、床面積あたりの収納効率は従来比で約2倍
また、上下階で保管アイテムを分けることで、在庫管理の効率化にもつながりました。

施工概要

  • 施工内容: 中量ラック+中量積層ラック導入工事
  • 施工地域: 京都府
  • 業界: 物流倉庫・製造業

積層ラック導入のメリット

  1. 収納効率を2倍に
     立体構造にすることで、限られたスペースを最大限に活用。
  2. レイアウト自由度が高い
     柱・梁の位置や動線に合わせてカスタム設計が可能。
  3. 強度・安全性の確保
     ラック本体を構造体として利用するため、安定した強度を実現。

まとめ

中量積層ラックの導入により、新設倉庫の保管効率が約2倍に向上
平面だけでなく高さを活かす設計により、省スペース化と効率化を両立しました。

ロジカルでは、

  • 通常ラックから積層ラックまでの設計・施工
  • 動線や荷重条件を考慮した構造計算
  • 将来的なレイアウト変更にも対応できる設計

まで一貫対応しています。

「限られた倉庫スペースを最大限に活用したい」という方は、ぜひご相談ください。

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