建物と一体化しない!法規も考慮した開閉式テントの正しい施工法

長年使ってきた開閉式テント。
雨風をしのぎ、作業スペースや通路の保護にも活躍してきたこの設備も、年月とともに劣化や錆が目立つようになってきます。
そんなとき、ただ交換するだけではもったいないかもしれません。
見落とされがちな法規や耐久性の観点から、テントの交換と塗装のポイントをご紹介します。

お客様の要望

「長年使っていた開閉式のテントが古くなって、生地の劣化とフレームの錆が気になるようになった。
テントを新しくして、フレームも塗り直して見た目と耐久性を改善したい
あくまで“開閉式”のままで設置し直してほしい」

というご依頼をいただきました。

この設備を導入することで何が変わる?

新しい開閉式テントを導入することで、雨天時の作業性や出入りのしやすさが向上
さらに、錆びていたフレームの再塗装により、構造自体の強度と耐久性も大幅に改善されました。
今回も開閉式仕様とすることで、「建物とみなされる」可能性を抑えつつ設置
※法規への適合可否は設置環境や条件により異なるため、慎重な判断が必要です。

施工概要

  • 施工内容: 開閉式テントの交換、柱(フレーム)の再塗装
  • 施工期間: 約2日間
  • 施工地域: 岐阜県
  • 業界: 製造業(工場併設スペース)

“建物とみなされない”ための施工の工夫

開閉式テントの設置では、「建物と一体とみなされると申請や制限が発生するのでは?」という懸念も。
そのため今回は、固定されすぎない設計と、手動で簡単に開閉できる仕様を採用しています。
これにより、使用時の利便性と構造の簡易性のバランスを確保し、法的な対応も意識した設置が可能となりました。
(※ただし法規の適用範囲はケースにより異なるため、事前の確認・相談が推奨されます

まとめ

開閉式テントのリニューアルは、見た目の美化だけでなく、安全性・法規制・耐久性に関わる重要な工事です。
ただの張り替えではなく、構造や開閉機構、塗装までトータルで見直すことで、長く安心して使えるテント空間が実現します。
古くなったテントの再生や、法規に配慮した設置をご検討の際は、ぜひロジカルにご相談ください!

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