• 2025.05.22

高所コンベアの点検が安全&スムーズに!メンテナンスデッキ導入事例

コンベアメンテナンス用歩廊 メンテナンスデッキ
コンベアメンテナンス用歩廊 メンテナンスデッキ

倉庫や工場に設置されたコンベアの中には、高所を通る区間が存在し、点検や保守が極めて困難なケースがあります。
不具合が起きても手が届かない」「作業中の安全確保が難しい」——そんな悩みを抱える現場に、専用の作業通路(メンテナンスデッキ)を設けることで、保守の効率と安全性を同時に改善した事例をご紹介します。

お客様の要望

今回施工を行ったのは、大阪府のある倉庫内。
コンベアの一部が高所を走行しており、点検や整備時に毎回仮設足場や脚立を用いる必要がある状態でした。
このような状況では、作業のたびに時間と労力がかかり、万が一の落下事故のリスクも高まるため、安全かつ恒久的な保守用通路の設置が求められました。

この設備を導入することで何が変わる?

導入したのは、コンベア上部に沿って設けた高所用のメンテナンスデッキ
この通路は、倉庫内の業務動線を妨げないよう高さ・幅・位置を最適化し、日常業務に影響を与えない設計としています。
また、作業者の安全確保のため、手すりを設置して落下リスクを低減
これにより、点検や整備が必要なときに、すぐに安全かつスムーズな作業が可能になりました。
定期点検の工数削減や、突発的なトラブルへの即応性向上にもつながる設備です。

施工概要

  • 施工内容: コンベア上部に高所点検用メンテナンスデッキを設置
  • 施工地域: 大阪府
  • 業界: 倉庫業

安全+効率の“両立”が叶う高所通路の設計力

メンテナンスデッキのポイントは、単なる作業スペースではなく、「現場に最適な形」で設計・配置されていることです。
倉庫内の限られたスペースに無理なくフィットしながら、作業性と安全性を最大限に高める構造
高所での作業における不安やリスクを解消し、現場全体の運用効率を高めるための「仕組み」づくりが実現できます。

まとめ

点検したいのに届かない。整備したいけど危険が多い。
そんな高所コンベアの課題には、専用のメンテナンスデッキの導入が最適な解決策です。
安全・効率・業務影響をすべて考慮したご提案が可能ですので、まずはお気軽に当社までご相談ください!

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