倉庫や工場の現場では、「いかに効率よく、正確に、そして安全に物を動かすか」が常に課題となります。
その中で、ケース単位の保管・取り出しに特化した設備として注目されているのが「フローラック(流動棚)」です。
今回は、フローラックとは何か?という基本から、その導入メリット、そして簡単な導入事例までをわかりやすく解説します。
フローラックとは?
フローラックとは、傾斜のついた棚にローラーやスロープが取り付けられた構造のラックです。
上流(奥側)から製品を入れると、重力によって下流(手前側)までケースがスライド。
前に来た順に取り出せるため、自然と先入れ先出しの運用が可能になります。
出荷頻度が高い製品や、賞味期限・製造日などの順番が重要な製品の保管に特に適しています。
実際の導入事例
ある現場では、段ボールケースで運用している仕分けエリアに、フローラックを導入しました。
導入前は棚から都度手を伸ばして取り出していましたが、
導入後は取り出し位置に常にケースが自動でスタンバイしている状態に。
結果、作業者は一歩も動かずに次々とケースをピックアップできる環境になり、
1時間あたりの仕分け作業数が20%以上向上しました。
以下のコラムで詳しく解説しておりますので、こちらもご覧ください。
まとめ
フローラックは、単なる“棚”ではなく、“作業を流れに乗せる装置”です。
無駄な動き・移動・手待ちを削減し、誰が作業しても効率の良い環境を実現できます。
ロジカルでは、設置環境・商品特性・作業スタイルに応じて最適なフローラックをご提案いたします。
「作業が滞る」「効率が悪い」「在庫が混乱する」そんな現場には、ぜひ一度ご検討ください!
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