• 2025.12.12

長尺物を安全に立て掛ける。傾斜設計+緩衝材付きラックの実力

立て掛けラック
立て掛けラック

パイプ・アングル材・板材などの長尺物は、扱い方ひとつで安全性が大きく変わる資材です。
寝かせて置けば場所をとり、立て掛ければ転倒リスクがつきまとう——。
このジレンマを解消するために効果を発揮するのが、傾斜構造×緩衝材付きの立て掛けラックです。

今回は、千葉県の製造工場で導入された【長尺物専用立て掛けラック】の事例をもとに、
“安全に立て掛けられる仕組み”と“傷を防ぐ工夫”をご紹介します。

お客様のご要望

  • 長尺物を安全に立て掛けて保管したい
  • 転倒しにくい設計で、安心して使えるものがほしい
  • 長さの異なる資材にも柔軟に対応したい

この設備を導入することで何が変わる?

今回製作したラックは、足元に傾斜を付けた特別構造
資材を置くと自然に奥側へ倒れ込む角度がついており、自立安定性が高い“倒れにくいラック”を実現しています。

▼転倒リスクを低減する傾斜設計

重心がラック奥側に働くため、無造作な立て掛けよりも圧倒的に安定。
作業者の通行中の接触やちょっとした揺れでも倒れにくい安心設計です。

▼保管物を傷つけない緩衝材つき

各間口にはオレンジ色の緩衝材を貼り付け、

  • 衝撃吸収
  • 表面傷の防止
  • 置き場所の視認性向上
    を同時に実現。

異なる長さや種類の資材を区分して保管しやすく、整理整頓にも役立ちます。

結果として、
「安全性」「資材保護」「スペース効率」すべてが向上した保管環境が整いました。

施工概要

  • 施工内容:傾斜設計・緩衝材付き 立て掛けラックの製作・設置
  • 施工地域:千葉県
  • 業界:製造業(長尺材の保管)

長さに応じて仕様を調整。柔軟設計がポイント

今回のラックは、間口ごとに保管物の長さが異なるため、
緩衝材の位置・受け幅などをひとつずつ調整したオーダー仕様。

オレンジ色の緩衝材は視認性が高く、
“どこに何を置くか”作業者がひと目で判断しやすい点も高評価でした。

まとめ

長尺物は、「どう保管するか」で安全性も作業効率も大きく変わります。
傾斜設計+緩衝材付きラックなら、

  • 転倒防止
  • 資材の傷防止
  • スペース活用
    を1台で実現可能。

ロジカルでは、資材サイズや運用スタイルに合わせたオーダー設計が可能です。
「うちの長尺物にも合う仕様は作れる?」というご相談も、ぜひお気軽にどうぞ。

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