敷地内の雨水が溜まりやすいと、雨のたびに水たまりができてしまい、歩行や車両の出入りにも支障が出てしまいます。
とくに倉庫や工場では、フォークリフトやトラックの動線にも影響し、安全面のリスクにもつながります。
今回は、U字溝を新たに敷設することで雨水排水を改善し、水はけの良い敷地環境を整えた事例をご紹介します。

「敷地内の雨水のはけが悪く、水たまりができてしまう状態を改善したい。
できれば大掛かりなレイアウト変更は避けつつ、排水を良くして安全に使えるようにしたい。」
というご相談をいただきました。


敷地内にU字溝を新設して排水ルートを明確化し、雨水が自然に流れていくよう勾配を調整しながら施工しました。
これにより、雨天時でも水たまりができにくくなり、ぬかるみやスリップのリスクが軽減。
人の歩行や車両の通行がしやすくなったことで、敷地全体の使い勝手と安全性が大きく向上しました。


U字溝の敷設では、「どこからどこへ水を流すか」という排水計画がとても重要です。
今回は、敷地内の既存排水桝や側溝の位置を確認したうえで、そこへ自然に雨水が流れ込むルートを設計しました。
U字溝自体はプレキャスト製品ですが、勾配の取り方や据え付け精度によって水の流れやすさが大きく変わります。
ひとつひとつのU字溝の高さを丁寧に調整しながら敷設することで、雨水が途中で溜まらずスムーズに流れる排水路を実現しました。
また、フォークリフトやトラックが通行する動線上では、蓋の強度や段差にも配慮。
走行時にガタつきが出ないように納まりを検討し、排水性能と走行性の両立を図っています。
雨水排水の不具合は、
「ちょっと水が溜まるだけ」と思って放置してしまうと、
といった形で、安全面・設備寿命・作業効率にじわじわと悪影響を与えます。
U字溝の新設や勾配調整といった排水工事を行うことで、水はけの良い、安心して使える外構環境をつくることが可能です。
ロジカルでは、水はけ改善・排水路整備・外構改修まで一括でご提案いたします。
「雨が降るたびに水たまりができる」「排水計画を見直したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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