カゴ車を使う現場では、段差やスロープ上でのバランス崩れが作業中の不安要素になりがちです。
とくに、スロープからキャスターが外れて脱輪する事故は、作業者のケガや荷物の破損にもつながるリスクの高い問題。
今回は千葉県の現場で実施したスチール製スロープのカスタム施工を通して、安全性と作業効率を両立する方法をご紹介します。
お客様の要望
「カゴ車をスロープで移動させる際に車輪が段差の外に外れてしまう事故が何度かあった。
現在は樹脂製のスロープを使っているが、軽すぎて左右にズレてしまい、安定感に欠ける。
脱輪しない構造のスロープを導入して、安全な運用ができるようにしたい」
というご相談をいただきました。
この設備を導入することで何が変わる?
今回設置したのは、スチール製の専用スロープ。
左右にはキャスターがはみ出さないよう立ち上がりを設置し、脱輪リスクを根本から防止。
さらに、床面に溶接固定することでスロープ自体のズレも完全に防ぎ、常に安全・安定した通行が可能になりました。
結果、作業者の負担も軽減され、安心してカゴ車を使用できる環境が整いました。
施工概要
安全性が変わる3つのカスタムポイント
1. 脱輪防止の“立ち上がり”付き構造
スロープの両側にキャスターガードを設置。
ちょっとしたハンドリングのズレでも、車輪がスロープ外に出るのを確実に防止します。
2. スチール製でズレない・壊れない
従来の樹脂製に比べ、重量と剛性のあるスチール素材で安心感アップ。
何度使用しても型崩れせず、長く使える耐久性を実現しています。
3. 床に固定して“事故ゼロ”設計
溶接によって床と一体化するため、スロープの使用中のズレを完全防止。
スロープ自体が動かない安心感が、作業者のストレスを減らします。
まとめ
「たった数センチの段差」でも、現場での安全性には大きな影響があります。
ロジカルでは、現場の使い方に合わせたスロープ設計とカスタム施工を行っており、
脱輪防止・安全性向上・作業効率の改善をすべて実現できます。
「スロープでのトラブルをなくしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください!
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