倉庫や作業現場での衛生管理がますます重要視される中、「床の水洗い清掃をしっかり行いたい」というご相談を多くいただくようになっています。
その際に意外とネックになるのが、ラックの最下段に設置された棚板や横梁。
今回ご紹介するのは、そうした問題を解消するために、最下段を“空ける”ことで清掃性を確保したラック導入事例です。
お客様の要望
「床の水洗いができるように、最下段に棚板がないラックが欲しい」
お客様は、倉庫内の床を定期的に水洗いし、清潔な環境を保ちたいという方針をお持ちでした。
しかし通常の中量・中軽量ラックでは、構造上どうしても最下段にビーム(横梁)が必要となり、水の流れや清掃作業を妨げてしまう点に課題がありました。
この設備を導入することで何が変わる?
ロジカルでは、最下段に棚板・ビームが不要な構造の軽量アングルラックを採用。
棚板の設置高さが自由に調整できるため、床面にしっかりと清掃空間を確保でき、
日常的な水洗いやモップがけの作業がスムーズに行えるようになりました。
さらに、保管予定の荷物に対して通常のスチール棚では耐荷重が不安とのご相談もあり、
今回は強度に優れたパーチクルボード棚板を採用することで、清掃性と耐荷重性能の両立を実現しています。
施工概要
衛生管理に強いラック選定術とは?
多くの現場で使われているラックですが、その構造によって“掃除しにくい”という見落とされがちな課題が潜んでいます。
とくに水洗い清掃が前提の現場では、ラックの最下段に空間があるかどうかが、清掃効率と衛生状態に直結します。
ロジカルでは、現場環境や運用方法に応じて、ラックの構成・素材・寸法すべてを調整可能。
市販品にはない、衛生面へのこだわりを反映したオリジナル構成が可能です。
まとめ
衛生管理は“足元”から始まります。
「床を洗えるラック」を選ぶことで、見落とされがちな清掃効率を大きく改善することができます。
今回のような清掃性を重視したラック構成は、食品業や医薬・化学業界でも非常に有効です。
清掃しやすく、しっかり保管できるラックをお探しの方は、ぜひロジカルにご相談ください。
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