多くの工場や倉庫では、上下階間の荷物搬出入を階段で行っているケースが見受けられます。
一見問題がないように見えるこの方法ですが、重量物の運搬・転落リスク・作業効率の低下といった課題が山積みです。
今回の事例では、1F〜2F間に専用の荷物搬出入経路を確保することで、劇的な改善を実現しました。
お客様の要望
「1F〜2Fへの荷物搬出入経路を確保してほしい」
現場ではこれまで、階段しか運搬手段がなく、作業の手間や安全面に不安があるという声が挙がっていました。
とくに重量のある資材や大型品については、人力での搬出入が危険を伴う状況だったため、構造的な改善が求められていました。
この設備を導入することで何が変わる?
今回の施工では、既存建屋の2F床面に垂直搬出入専用の開口を新設。
これにより、1Fから2Fへの荷物搬送がスムーズかつ安全に行えるようになりました。
さらに、安全対策として開口部にはスライド式の開口蓋と落下防止の安全柵を設置。
蓋の開閉は片手でも簡単に操作でき、作業者の負担と危険を軽減しています。
これまで数人がかりで階段を使って行っていた作業が、安全かつ効率的に1人でも対応可能となり、現場の負荷軽減と生産性向上に大きく貢献しました。
施工概要
1F〜2Fの荷物運搬をもっと安全に
階段による搬出入作業は、事故や作業効率の低下といったリスクの温床になりがちです。
しかし今回のように、建物構造を活かした開口工事を行うことで、その課題は大きく改善可能です。
特に荷物の量が多い、サイズが大きい、運搬の頻度が高いといった現場では、垂直動線の確保が作業環境改善の鍵となります。
安全柵やスライド蓋といった細かな工夫によって、作業者の安心も確保できる点も大きなポイントです。
まとめ
単なる「通路の確保」ではなく、安全性と効率性を兼ね備えた荷物搬出入の動線づくりが、現場改善の本質です。
「人手に頼った運搬を見直したい」「現場の安全対策を強化したい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
限られたスペースでも、動線はもっと改善できます!
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