パイプ・アングル材・板材などの長尺物は、扱い方ひとつで安全性が大きく変わる資材です。
寝かせて置けば場所をとり、立て掛ければ転倒リスクがつきまとう——。
このジレンマを解消するために効果を発揮するのが、傾斜構造×緩衝材付きの立て掛けラックです。
今回は、千葉県の製造工場で導入された【長尺物専用立て掛けラック】の事例をもとに、
“安全に立て掛けられる仕組み”と“傷を防ぐ工夫”をご紹介します。
ー目次ー
今回製作したラックは、足元に傾斜を付けた特別構造。
資材を置くと自然に奥側へ倒れ込む角度がついており、自立安定性が高い“倒れにくいラック”を実現しています。
重心がラック奥側に働くため、無造作な立て掛けよりも圧倒的に安定。
作業者の通行中の接触やちょっとした揺れでも倒れにくい安心設計です。
各間口にはオレンジ色の緩衝材を貼り付け、
異なる長さや種類の資材を区分して保管しやすく、整理整頓にも役立ちます。
結果として、
「安全性」「資材保護」「スペース効率」すべてが向上した保管環境が整いました。
今回のラックは、間口ごとに保管物の長さが異なるため、
緩衝材の位置・受け幅などをひとつずつ調整したオーダー仕様。
オレンジ色の緩衝材は視認性が高く、
“どこに何を置くか”作業者がひと目で判断しやすい点も高評価でした。
長尺物は、「どう保管するか」で安全性も作業効率も大きく変わります。
傾斜設計+緩衝材付きラックなら、
ロジカルでは、資材サイズや運用スタイルに合わせたオーダー設計が可能です。
「うちの長尺物にも合う仕様は作れる?」というご相談も、ぜひお気軽にどうぞ。
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