• 2025.04.22

流れるように保管、流れるように取り出す。フローラックで作業効率UP!

フローラック
フローラック

倉庫や工場の現場では、「いかに効率よく、正確に、そして安全に物を動かすか」が常に課題となります。
その中で、ケース単位の保管・取り出しに特化した設備として注目されているのが「フローラック(流動棚)」です。

今回は、フローラックとは何か?という基本から、その導入メリット、そして簡単な導入事例までをわかりやすく解説します。

フローラックとは?

フローラックとは、傾斜のついた棚にローラーやスロープが取り付けられた構造のラックです。
上流(奥側)から製品を入れると、重力によって下流(手前側)までケースがスライド。
前に来た順に取り出せるため、自然と先入れ先出しの運用が可能になります。

出荷頻度が高い製品や、賞味期限・製造日などの順番が重要な製品の保管に特に適しています。

フローラックのメリット

  • 先入れ先出しが自動的に実現
  • 人の移動距離が減り、作業スピードが向上
  • 通路幅を狭くでき、保管効率がアップ
  • 在庫の視認性が高く、ピッキングミスも減少
  • 仕分け・出荷作業の自動化にも応用可能

実際の導入事例

フローラック

ある現場では、段ボールケースで運用している仕分けエリアに、フローラックを導入しました。
導入前は棚から都度手を伸ばして取り出していましたが、
導入後は取り出し位置に常にケースが自動でスタンバイしている状態に。

結果、作業者は一歩も動かずに次々とケースをピックアップできる環境になり、
1時間あたりの仕分け作業数が20%以上向上しました。

以下のコラムで詳しく解説しておりますので、こちらもご覧ください。

まとめ

フローラックは、単なる“棚”ではなく、“作業を流れに乗せる装置”です。
無駄な動き・移動・手待ちを削減し、誰が作業しても効率の良い環境を実現できます。

ロジカルでは、設置環境・商品特性・作業スタイルに応じて最適なフローラックをご提案いたします。
「作業が滞る」「効率が悪い」「在庫が混乱する」そんな現場には、ぜひ一度ご検討ください!

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今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
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