解体して、運んで、再配置。ムダを徹底的になくすパレットラック再活用術

パレットラック解体移設
パレットラック解体移設

パレットラックを新しく買い替えなくても、
「解体 → 運搬 → 再配置」という流れを踏めば、
いま使っている設備をそのまま安全に、そして効率的に再活用できます。

特に、倉庫移転や大きなレイアウト変更が必要なタイミングは、
“ラックの価値を最大化できる絶好のチャンス”

今回ロジカルでは、東京都内の倉庫で既設パレットラックの移設と再組立てを実施。
さらに、新倉庫に最適化したレイアウト設計まで行い、
保管効率と作業性を両方底上げする環境づくりに貢献しました。

お客様の要望

  • 既存のパレットラックを移設先でも引き続き使いたい
  • 倉庫レイアウトが変わるので、新しい配置で運用したい
  • 安全かつ短期間で作業を完了してほしい

「解体 → 搬送 → 再組立て」だけじゃない。レイアウト最適化もセットで提案

今回ロジカルが担当したのは、
解体 → 倉庫間の輸送 → 再組立て → レイアウト設計までの一貫施工。

ただ元の状態を復元するのではなく、
移設先の倉庫の特性を徹底的に分析し、以下の要素を反映したレイアウトを再設計しました。

  • 倉庫寸法
  • 動線計画
  • 入出庫頻度
  • フォークリフトの旋回スペース
  • 出入口・柱・照明の位置

その結果──
保管容量を最大限に確保しながら、入出庫作業もスムーズに。
移設前よりも快適で効率的な倉庫環境へと生まれ変わりました。

施工概要

  • 施工内容:パレットラック70台の解体・搬送・再組立て、レイアウト提案
  • 施工期間:9日間
  • 施工地域:東京都
  • 業界:製造業・物流倉庫
  • 施工金額:700万円(解体・輸送・再設置・レイアウト設計含む)

動線・出荷頻度・設備配置…現場の“使いやすさ”を優先するレイアウトへ

移設先の倉庫は、通路幅や柱の位置、照明の高さなど、以前の環境とは大きく異なっていました。

そこでロジカルでは、
“復元ではなく最適化”をテーマにレイアウトを再考。

  • よく使う荷物は取り出しやすい位置へ
  • フォークリフトが詰まらない動線確保
  • 物流動線と人の動線が重ならない配置
  • 死にスペースをなくす棚配置

これにより、安全性・効率性・作業しやすさをすべて両立した現場づくりが実現しました。

まとめ

パレットラックは、解体して移設すれば終わりではありません。

むしろ、
“再配置の仕方次第で価値が大きく変わる”
と言っても過言ではありません。

今回のように、

  • 再利用でコストを抑え、
  • レイアウト最適化で効率を上げ、
  • 現場にフィットした保管環境にアップグレードする

という“ムダのない活用術”が、倉庫運用の質を大きく変えてくれます。

ロジカルでは、解体・移設・再組立てに加え、
運用を見据えたレイアウト提案までワンストップで対応しています。

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