• 2026.03.30

長尺物ラックの選び方|立て掛けラックとバーラックの違いと最適選定ポイント

パイプ・棒材・ガラスなどの長尺物は、通常のラックでは保管効率や安全性に課題が出やすい商材です。
そのため、専用ラックによる保管設計が不可欠となります。

本記事では、「立て掛けラック」と「バーラック」の違いを整理し、現場に最適な選び方を解説します。

立て掛けラックとは|軽量長尺物を省スペースで保管

立て掛けラックは、長尺物を縦方向に立てて保管するラックです。

特徴

  • 上部空間を活用し、省スペース化が可能
  • 仕切りごとに分類でき、管理しやすい
  • 手作業での出し入れが基本

適した保管物

  • 塩ビパイプ
  • アルミ材
  • ガラス板
  • 軽量長尺物全般

導入メリット

  • 保管効率の向上(床占有面積を削減)
  • 製品ごとの仕分けが容易
  • ピッキング性の向上

バーラックとは|重量長尺物を安全に横置き保管

バーラックは、長尺物を横方向に載せて保管するラックです。

特徴

  • アーム(バー)に載せる構造
  • フォークリフトやクレーンで搬送可能
  • 高耐荷重設計

適した保管物

  • 鋼材
  • 水道管
  • シリンダー
  • 重量長尺物全般

導入メリット

  • 重量物でも安全に保管可能
  • 機械搬送により作業負担を軽減
  • 大量保管・高効率運用に対応

立て掛けラックとバーラックの違い|選定基準を整理

選定は以下の基準をもとに行います。

立て掛けラックバーラック
保管物の重量軽量物重量物
出し入れ方法手作業フォークリフト等 搬送機器

単純なラック選定ではなく、作業動線や安全設計まで含めて検討することが重要です。

導入事例|現場に応じた最適設計

立て掛けラック(住設機器販売業)

課題:パイプを床置きしており非効率

改善:立て掛けラック+仕切り増設

効果:

  • 保管効率向上
  • 作業性改善
  • 製品分類の明確化

バーラック(重量物保管)

課題:大型シリンダーの安全保管

改善:フォークリフト対応バーラック

工夫:

  • 引き出し構造
  • キャスター付き仕様

効果:

  • 安全性向上
  • 作業負担軽減
  • 柔軟な運用が可能

長尺物ラック設計の注意点

長尺物は形状・重量・重心が特殊なため、以下のポイントが重要です。

  • 転倒防止(立て掛けラック)
  • 落下防止(バーラック)
  • 作業動線(フォークリフト・人の動き)
  • 保管高さ・取り出し高さ
  • 地震対策(固定・連結)

特に日本では、耐震設計を前提としたラック設計が必須です。

まとめ|長尺物保管は“ラック選定+運用設計”が重要+ご相談はこちら

長尺物保管では、

  • 立て掛けラック(軽量・手作業)
  • バーラック(重量・機械搬送)

を適切に使い分けることが重要です。

さらに、

  • 作業効率
  • 安全性
  • 保管効率

をバランスよく設計することで、現場全体の生産性が大きく向上します。

ロジカルでは、

  • 保管物の特性分析
  • 最適ラックの設計・製作
  • レイアウト・動線設計

まで一貫して対応しています。

「長尺物の保管に困っている」
「安全に効率よく管理したい」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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