大量の衣類を扱う現場では、「限られたスペースにどう収納するか」が常に大きな課題です。
今回、大阪府内の倉庫にて12,000着のスーツ類を効率よく保管するため、多段ハンガーラックを用いた収納改善を実施しました。
2段・3段掛け構造を活用することで、保管量はそのままに、作業効率と動線を確保。
スペースの使い方を見直すことで、収納効率を大きく高めた事例をご紹介します。
お客様の要望
限られた倉庫内で、12,000着におよぶスーツ類を効率よく収納したいというご相談をいただきました。
ただ収納量を確保するだけでなく、作業者の動線やピッキングしやすさにも配慮した設計をご希望されました。
この設備を導入することで何が変わる?
納入したのは、天井高を最大限に活用した2段掛け・3段掛けの丸パイプ製ハンガーラックです。
これにより、従来は1段で保管していたスーツを上下段・または3段に分けて掛けることで、収納効率が大幅にアップ。
設計段階で通路幅を800mmに設定し、作業のしやすさと収納量の両立を図りました。
結果として、従来のレイアウトに比べて約20%多くのスーツを収容可能に。
限られた床面積の中で最大限の収容力を引き出しつつ、作業性にも優れた収納空間を実現しました。
施工概要
縦方向の空間活用が、大量収納のカギ
大量の衣類を扱う場合、床面積だけに注目していては収納効率は上がりません。
今回のように「天井高を活かす設計」を取り入れることで、スペースを立体的に使い、同じ場所でも収納量を大きく増やすことが可能になります。
丸パイプ仕様は耐久性にも優れ、長期的に安定した使用が可能です。
作業動線を確保しながら収納力を増やしたい現場には、まさに最適なソリューションです。
まとめ
「この倉庫に12,000着なんて無理だろう」
そんな常識を覆すのが、多段ハンガーラックを活用した収納設計です。
スペースが限られていても、収納効率は工夫次第で大きく変えられます。
衣類の大量保管でお悩みの方は、ぜひ一度当社までご相談ください。
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