倉庫や工場の2階部分には、フォークリフトで荷物を搬出入するための開口部が設けられることが多くあります。
しかし、手すりや柵のない開口部は、転落事故のリスクが非常に高く、作業員の安全を脅かす要因となります。
今回、そんな危険を防ぐために導入されたのが、スライド式手すりです。
安全性を確保しながら、フォークリフト作業の効率も落とさないこの設備。
なぜこのタイプの手すりが選ばれたのか、その理由を3つのポイントから解説します。
開口部にスライド式手すりを設置した3つの理由
倉庫の2階開口部では、落下防止のために手すりの設置が不可欠です。
しかし、固定式の手すりではフォークリフトによる荷物搬出入ができず、作業性に支障をきたしてしまいます。
スライド式手すりであれば、通常時は閉じて安全を確保し、荷物搬出時のみ開閉可能。
安全と作業性を両立できる仕組みとして最適です。
倉庫では、作業効率と安全性の両立が求められます。
安全対策を強化するあまり、作業スピードが落ちてしまっては本末転倒です。
スライド式手すりは開閉操作がスムーズで、既存の作業フローを崩さず導入可能。
効率を損なわず、安全レベルだけを引き上げることができます。
作業者の負担を軽減するため
安全装置が重く扱いづらいと、作業者にとって負担となり、誤操作や閉め忘れの原因にもなります。
今回のスライド式手すりは、軽量でスムーズに開閉できる設計。
誰でも簡単に操作でき、安全意識の定着にも効果的です。
施工概要


施工内容: スライド式手すりの設置
施工地域: 栃木県
業界: 食料品業界
設計のポイント
✔️ 転落防止を徹底した設計
➡️ 開口部をスライド式で安全にカバーし、通常時は閉鎖状態で転落を防止。
✔️ フォークリフトの作業を妨げない構造
➡️ 荷物搬出時のみ簡単に開放できる設計で、業務の流れを維持。
✔️ スムーズな操作性で作業者の負担を軽減
➡️ 軽量・高強度のレール構造により、女性作業員でも扱いやすい仕様。
✔️ 高耐久素材による長寿命設計
➡️ 倉庫環境に適した防錆・耐久構造で、長期的に安全性を維持。
まとめ
スライド式手すりの設置によって、安全性・作業効率・操作性の3つをバランス良く実現できました。
開口部での転落事故防止だけでなく、作業者が安心して業務に集中できる環境づくりにもつながります。
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