• 2025.04.30

倒れない、迷わない、安全な棚――物流倉庫の三大課題を解決する方法とは?

スチールラック
スチールラック

限られた倉庫スペース
増え続ける取扱商品
そして、地震への備え――
物流現場では日々、「スペース不足」「在庫の探しにくさ」「安全性」の三大課題と向き合っています

そんな中、大阪府のある物流拠点では、少量多品種の在庫管理を劇的に効率化しつつ、安全性も確保する棚の導入によって、現場の悩みを一気に解決しました

お客様の要望

少量多品種の商品を取り扱う現場で、限られたスペースを最大限に活かしながら、ピッキング作業を効率化したいとのご要望をいただきました
そのために、ロケーション(番地)を明確に振り分けて管理できる棚を希望されていました

この設備を導入することで何が変わる?

導入前は、「どこに何があるのか分かりにくい」「通路が狭くて作業がしづらい」「地震のたびに棚の転倒が心配」といった課題がありました
今回の設計では、ピッキング台車がスムーズに通行できる最低限の通路幅を確保しつつ、ラックを最大限に配置
さらに、棚自体に番地が振れる構造を採用し、在庫の位置を一目で特定できるようになりました

安全面では、支柱つなぎと天つなぎ金物を用いて棚同士をしっかり固定
これにより、地震による転倒リスクを低減し、作業者が安心して作業できる環境が整いました
結果として、省スペース・効率化・安全性という三つの課題を同時に解決することができました

施工概要

  • 施工内容: スチールラックの設置(番地管理可能な設計・耐震補強付き)
  • 施工期間: 約3日間
  • 施工地域: 大阪府
  • 業界: 物流倉庫業
  • 施工金額: 約90万円(補填なし・実費)

番地管理対応のスチールラックで、探さない・迷わない倉庫へ

今回導入した棚の大きな特長は、ロケーション(番地)管理ができる構造にあります
在庫ごとの位置情報を細かく管理できるため、誰が作業しても「どこにあるか」が明確にわかり、ミスや時間ロスが激減
ピッキング効率が上がるだけでなく、教育時間の短縮にもつながっています

まとめ

「狭くても、安全で、探しやすい」
そんな理想の倉庫環境を、棚ひとつで叶えることができます
在庫管理やピッキングの課題でお困りの方は、現場のニーズに合わせた最適な棚設計を提案できる当社まで、ぜひお気軽にご相談ください

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