• 2024.05.31

ピッキングフォークリフトの課題をすべてクリアしよう!ピッキング架台について解説。

前回は高層ラックを使った倉庫の上部空間を有効活用する方法について解説しました。
今回は高層ラックの入出庫やピッキングに必要な、ピッキングフォークリフトの問題点と解決方法を解説していきます。
高層ラックの記事については以下のリンクからご覧ください。

今回解説するのはこちら
・ピッキングフォークリフトのデメリット
・デメリットを解消するピッキング架台

ピッキングフォークリフトとは

http://www.toyota-lf.com/products/detail/highpick_lift/

ピッキングフォークリフトとは高層ラックの入出庫やピッキングに使う高所作業車です。
「ピッキングリフト」とか「ピッカー」なんて呼ばれることもあります。
普通のフォークリフトと違って、人が乗っているところが上下します。
このピッキングフォークリフトを使って、高層ラック上段の荷物を作業者が直接手で出し入れします。

ピッキングフォークリフトの問題点

そんな便利なピッキングフォークリフトには2つ問題点があります。
それぞれ解説していきます。

ピッキングした商品を次工程に渡すのが手間

ラックの上段で直接必要な商品を取り出すことができる優れものですが、その荷物を次の工程に渡すときに手間が発生します。
通常ピッキングフォークリフトはピッキングした荷物をパレットに置いていきます。
その次工程で出荷をするため、パレットからかご車に荷物を移す必要があります。
(別の製品と合流するための一次ピッキングなら、そのままパレットで出荷することもありますが、多くの場合はかご車での出荷です)

つまり、ピッキングした荷物を再度パレットからかご車に移していく作業が発生します。
この工程って、結構無駄ですよね。

安全性

高所でピッキングした荷物をパレットの上に載せていきますが、これすごく怖くないですか。
パレットの手前ならまだしも、荷物をパレットの奥に置くのは本当に怖いし危ないです。
多くの作業者さんたちも、「パレットが外れたらどうしよう」と思ったこともあるはずです。

ピッキング架台とは?

ピッキング架台とは、ピッキングフォークリフトに取り付ける架台です。
特徴を簡単にお伝えすると、かご車を載せることができ、柵がついています。
このように架台を取り付けることで、先述の「かご車に移す作業」と、「安全性」の課題をクリアすることができます。

単体で見るとこんな感じです。
架台にフォークを入れる穴(フォークポケット)がついていて、これでピッキングフォークリフトにアタッチします。
観音開きの扉がついていて、ここからかご車を出し入れすることができます。

もちろん安全性にも配慮します。
接触事故防止のためにカーブミラーみたいな鏡を付けたり、四角になるところにカメラを付けたり、

パトライトもつけて、動いてるよ~って周囲に教えてくれます。

あとは、細かいところだと、荷物が落下しないようにネットを付けたりします。
架台だけだと隙間があるから落ちちゃう可能性もあったので、従業員だけじゃなく、商品の安全も確保していきます。

こんなかんじでピッキングフォークリフトと合わせてピッキング架台を取り付けることで、工程を省略して、安全性も確保することができます。
実際にピッキングフォークリフトのみで使われているお客様より、この架台を導入したいとお声がけをいただくこともたくさんあります。

次は、実際に今までに納入したピッキング架台をいくつか紹介していきます。

納入事例

現在使っているピッキングフォークリフトの運用において、ピッキング後のかご車に載せ換える作業を削減したいとのことでピッキング架台を納入しました。

今回はすでにピッキングフォークリフトを使われているため、架台のみを納入し、ピッキングフォークリフトに後付けしていきます。

運用面では特に安全性を考慮し、架台の観音扉が閉まっていない時には動作しないように電気制御・システム制御を施しました。
閉め忘れによる事故を防ぐことができます。

架台にかご車を載せこむ扉側は折り畳み可能なスロープがついています。
かご車のキャスターで簡単に載せることができます。

扉を開いてかご車を出し入れします。
結果、ピッキング後にかご車へ載せ替えて次工程に渡す過程が一つ省略され、オーダーから出荷までのスピードが上がり、全体の生産性が向上いたしました。

安定性・安全性も向上していて、荷物を載せるときも作業車を囲むように全面に柵がついているため、パレットに載せるときより恐怖心がなく使えます。

架台もピッキングフォークリフトに固定されているため、使用中に外れることもないため、作業者は安心して作業に取り組むことができます。

他製品との比較

高層ピッキングマシン

ラックの高層部をピッキングする専用の商品として、こちらの高層専用のピッキングマシーンとなります。

メリット

  • ピッキングフォークリフトに比べてサイズが小さく、小回りが利く。
  • 車体がスリムなため、通路幅が狭く済み、保管ラックを置けるスペースが増える。

デメリット

  • ピッキングフォークリフトよりも重量が軽いため、高所作業中に少し揺れてしまう。
  • サイズが小さいため、ピッキングした商品を置くスペースも小さく、頻繁に商品を降ろす作業が必要。

高層ピッキングマシンは、ピッキングの効率よりラックを増やして保管数を重視する方、また、一度のピッキングが少なく、揺れが問題ない方におすすめです。
ピッキング架台はたくさんの商品を積載できるので、商品を何度も降ろす必要がありません。
また、高所作業中の揺れは作業者にとって恐怖心がありますので、大切な従業員の離職に繋がる恐れがあります。ストレスなく安心して作業ができるように配慮をするのであればピッキング架台がおすすめですね。

カートン搬送ユニット(CTU)

倉庫を走り、ラック等に保管されているケースを自動で入出庫してくれるロボットです。稼働には導入時にシステムを組む必要がありますが、一度組んでしまうと24時間の稼働や省人化、無人化が可能となります。

メリット

  • 倉庫内の端から端まで走ることができ、アームが上下するのでラックの高層部のケースも扱うことができる。
  • 24時間稼働や、省人化、無人化も可能で、将来の労働人口減少への解決策の一つでもある。

デメリット

  • ケース内の商品をピッキングして取り出すことはできない。
  • 導入費用が高額。

システムを組む必要があることからピッキング架台より導入費用がかかってきます。
省人化、無人化や24時間稼働がしたい、または今から人材不足に対する投資も行っていきたいのであればおすすめの製品となります。
費用を抑えて、ピッキングの効率を上げたい方にはピッキング架台がおすすめです。

まとめ

ピッキング架台はピッキングフォークリフトに取り付けて使う製品で、ピッキングフォークリフトでは課題となるかご車への載せ替えや、安全性の部分で非常に優れた製品です。
出荷までの工程を短くすることは出荷能力の向上に繋がりますので、会社として積極的に取り組みたい部分です。
前回に解説した高層ラックと合わせて導入することで、保管数と出荷能力を向上させられます。
予算や貴社の現状の課題を把握して、ピッキング架台の導入をぜひ検討してみてください。
ピッキング架台の導入に興味がある、不安がある方は以下のお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

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