倉庫や工場に設置された中二階(メザニン)は、かつては保管や作業スペースとして活躍していた設備です。
しかし、運用方法の変化や保管物の見直しにより、「今は使っていない」「スペースを別用途に活かしたい」というケースが増えています。
今回は、兵庫県の倉庫で行った中二階構造(歩廊・階段含む)解体撤去工事の事例をご紹介します。
安全対策を徹底しながら撤去を行い、次の設備導入につながる“再利用できる空間づくり”を実現しました。解体前後の写真とあわせて、倉庫内の中二階を撤去する際のポイントも解説します。
中二階(メザニン)とは、天井の高い倉庫や工場の内部に床を設け、1階と2階の間にもう一層の空間をつくる設備です。床面積を増やさずに保管・作業スペースを確保できるため、多くの倉庫や工場で活用されています。鉄骨で床を組む構造のほか、ラックの上部に床を設けた中二階ラックなど、用途に応じたさまざまな形式があります。
一方で、中二階は一度設置すると柱や階段が床面に残るため、レイアウトの自由度を下げる要因にもなります。保管方法や作業内容が変わり、中二階が十分に使われなくなった場合は、撤去して床面を広く使えるようにすることも選択肢の一つです。
今回の現場では、重量鉄骨製の中二階構造を安全に分割しながら撤去しました。
解体時には、部材の落下を防ぐため、フォークリフトの爪にロープを掛けて吊り下げながら慎重に作業しました。
高所での切断・分離作業も、安全帯・仮設足場の使用・作業動線の確保などを徹底し、確実に進行しました。
撤去後は、アンカーの頭を削って床面を完全フラット化。
新しい保管ラックの設置やレイアウト変更がしやすい状態に整えました。
さらに、同時に既存のパレットラックを別エリアへ移設・再構成まで実施。
単なる解体にとどまらず、“次に使える現場”へとつなげる施工を実現しました。


中二階の撤去では、構造を壊すだけでなく、撤去後の活用を見据えた整備がポイントです。
アンカーや段差が残ると、新たな設備設置の際に障害となるため、弊社では床仕上げ・再利用設計までを含めたトータル対応を行っています。
また、解体中の落下・転倒防止対策として、次の取り組みを徹底しています。
中二階の解体は、高所での作業と重量物の取り扱いが重なるため、倉庫内で行う工事の中でも事故リスクが高い作業です。安全第一の体制で、スピーディかつ確実な撤去工事を実施しています。
運用が変われば、必要な設備も変わります。
使わなくなった中二階をそのままにしておくよりも、撤去して新しいレイアウトを構築する方が効率的な場合もあります。
倉庫・工場の中二階や、歩廊・階段を含む高所構造物の撤去も、経験豊富なプロにお任せください。
撤去後の床面整備やラック移設まで、一貫して対応いたします。
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