去年はエルニーニョ現象の影響で例年より平均気温が非常に高い一年となりました。
地球温暖化で年々気温が高くなっているのに加えてこういう現象があると、火に油とはまさにこのことと思ったりします。
特に夏の暑さは致命的で、気を抜くと本当に熱中症になってしまうため注意しましょう。
ただこうも暑いと工場や倉庫の中も暑さ対策はどれが効果的かわからなかったりするんですよね。
工場・倉庫の暑さ対策をまとめて解説してほしい!
そんなアツい要望にお応えして、今回は工場・倉庫におすすめな暑さ対策を 8選紹介していきます。
自社の工場・倉庫にはどの暑さ対策が最適か悩んでいる方は、こちらの記事で最適な対策方法を探してみてください!
エアコンには様々な種類があります。
代表的なものは、まず事務所や学校などでよく使われる天井吊形のエアコンです。
天井に穴を開ける必要がなく、値段も比較的安価なため、スタンダードなエアコンです。
それからカセット型エアコン。
こちらは天井に埋め込むエアコンで、
風の吹き出し口が4方向についていて、部屋内の温度にムラができにくいことが特徴です。
また天井と一体化しているため、埃や汚れが溜まることもなく、クリーンルームなどにも使われます。
先ほどのカセット型エアコンにファンを取り付けて、冷房の冷たい空気を拡散してくれます。
事務所や検査室など小さな部屋であれば、エアコンの能力を抑えて電気代の節約に繋がります。
こちらのファン自体は、風車のようにエアコンの風で回るため、電気代はかからないエコ仕様なので導入は非常におすすめです。
こちらは天井に取り付ける大きなファンです。
天井から距離があっても驚くほど風を感じられます。
エアコンで冷やす空気はエアコンからの距離でムラがありますが、このシーリングファンが空気を循環してくれるおかげで、建屋内を満遍なくひやすことができ、エアコンの設定温度を抑えられます。
また、シーリングファンは消費電力が非常に少なく、得られる効果に対してコストが少ない優れものです。
スポットクーラーとは名前の通り局所を冷やすエアコンです。
写真のようにファンから冷風が出て冷やしてくれます。
例えば工場の作業場などで機械の排熱が多い場所などに、通常の空調では追いつかない暑い場所に導入がおすすめです。
設置したエアコンにダクトを繋げて、冷やしたい箇所に冷風を分配することができます。
ダクトの先はこんな感じです。
作業者が留まる箇所に送ることで、建屋全体の空調を入れない、もしくは温度を抑えて電気代の節約に繋がります。
空調ブースは、工場全館にエアコンを入れられない場合に、作業スペースなどをブースで囲って、そこに先ほどのダクトエアコンを持ってくる方法です。
工場など製造作業を行うところは、作業場所以外は移動スペースだったりするので、必要な箇所だけ必要な空調を入れることでコストを抑えられます。
また、全館空調の温度設定を抑えて、排熱のある機械周りのみを空調ブースでさらに冷やすことで、全体の電気代を節約することもできます。
詳しい内容については以下の記事でも解説していますので、興味をお持ちの方はご覧ください。
簡単ですが効果の高い扇風機もおすすめの暑さ対策設備の一つです。
そのまま置くのはもちろん、写真のように物流設備に取り付けたりなども可能です。
屋根は直接太陽光が当たり、オーブンのように建屋内を温めます。
この太陽光を多く反射し、建屋内に熱を伝えないようにする遮熱塗装を施すことによって、通常の屋根の建屋より涼しくなります。
エアコンの温度設定を下げることにも繋がるので、エコな暑さ対策としておすすめです。
暑さ対策は様々な方法がありますので、自社の工場や倉庫にあった対策方法を選ぶようにしましょう。
また、暑さ対策は複数取り入れることで、相乗効果を生み出すことができます。
温暖化が進む昨今、熱中症対策は従業員の命を守るものなので必ず導入するようにしましょう。
当社は創業より多くの会社様に対して倉庫・工場内の環境改善を行うことで、従業員の方の働きやすさ、社員定着率の改善をサポートしてきました。
自社にぴったりな暑さ対策がどれかわからない、どうやって導入すればいいかわからない、などお困りごとがあれば、当社で一貫してサポートを行っております。
現地調査や打ち合わせはもちろん無料なので、お気軽に以下の問い合わせフォームからご連絡ください。
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