アパレル業界において、商品の保管は“見えない品質”を左右する重要な要素です。
特にジャケットやシャツ、コート類は、畳んでしまうと型崩れが起きやすく、販売・出荷時の見映えや品質に影響を与えることも。
今回は、兵庫県で導入された衣類と小物を分けて効率よく保管するための収納設備の事例をご紹介します。
お客様の要望
「ジャケットやパンツなど、型崩れさせたくない衣類をハンガーに掛けたまま保管したい。
一方でバッグや小物類はラックに分類して置きたいが、将来的にレイアウト変更があるかもしれないので、移動しやすい仕様だと助かる」
というご相談をいただきました。
この設備を導入することで何が変わる?
衣類用には、ハンガー掛けに対応した専用の固定式ハンガーラックを製作。
ジャケット・シャツ・コート・パンツなどをハンガーにかけたまま省スペースに収納できる構造で、型崩れを防ぎながら、整理整頓された状態をキープ。
さらに、小物やバッグ用には中軽量ラックをキャスター付きで製作し、将来的なレイアウト変更や棚の移動にも柔軟に対応できる構成としました。
商品特性ごとに収納方法を分けることで、管理のしやすさと作業効率が大幅に向上しています。
施工概要
型崩れ防止+省スペースを両立するポイント3つ
1. “掛けて収納”が衣類を守る
ハンガー掛けによって、型崩れやシワを防ぎ、取り出しやすさもアップ。
展示前の一時保管や在庫管理にも最適です。
2. アイテムごとに“収納方法を変える”発想
衣類は掛ける、小物は置く。
それぞれの特性に合わせたラック設計により、無駄のない保管が可能になります。
3. 中軽量ラックは“動かせる棚”に
キャスター付きの中軽量ラックは、将来のレイアウト変更や作業フローの見直しにも柔軟に対応。
変化の多いアパレル現場にぴったりの仕様です。
まとめ
型崩れを防ぎ、効率よく収納するには、「掛ける」と「置く」を賢く使い分けるのが鍵。
ロジカルでは、商品特性と運用に合わせた収納設備の提案から施工まで一貫して対応いたします。
アパレル倉庫やストックエリアの改善をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください!
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