GTP(自動棚搬送システム)用コタツラックを特注製作し、省人化と生産性向上を実現

倉庫や物流センターで注目を集めているのが、GTP(Goods To Person、自動棚搬送システム)です。


従来の「人が棚まで歩いて取りに行く方式」とは異なり、AGV(自動搬送ロボット)が棚ごと作業者のもとへ運ぶ仕組みで、効率化や省人化に大きく貢献します。
今回は、このシステムに対応した特注コタツラックを製作した事例
をご紹介します。

お客様の要望

「新たに導入するGTPシステムに対応できる、安全で使いやすいラックが欲しい
搬送時の荷物落下や、ピッキング作業時の使い勝手も考慮してほしい。」

というご相談をいただきました。

この設備を導入することで何が変わる

GTPシステムの導入により、棚まで歩く時間が不要になり、作業者はピッキングに専念可能となります。
さらに、今回製作した特注コタツラックには以下の工夫を盛り込みました。

  • 側面は壁仕様:搬送時の振動でも商品が落下しない構造。
  • 前後にはこぼれ止めを設置:柔軟性・伸縮性のある素材を採用し、作業者が商品を取り出す際にも邪魔にならない設計。

これにより、省人化・作業効率の向上・安全性の確保が同時に実現しました。

施工概要

  • 施工内容: GTPシステム対応 特注コタツラック製作
  • 施工地域: 埼玉県
  • 業界: 物流倉庫・ECセンター・製造業

GTP用特注ラックのメリット

  1. 作業負担の軽減
    歩行移動が不要となり、ピッキング効率が大幅アップ
  2. 安全性の向上
    側面・こぼれ止め構造で、搬送時の落下事故を防止
  3. 柔軟な運用性
    伸縮素材を活かし、安全性を保ちながらスムーズな作業が可能。

まとめ

GTPシステムは、倉庫の省人化と効率化を実現する次世代の物流ソリューションです。
その効果を最大限に発揮するためには、専用ラックの設計・製作が欠かせません。
今回の特注コタツラックは、落下防止と作業性を両立した安全設計で、現場の生産性向上に貢献しました。

ロジカルでは、自動化設備や物流システムに適合した特注ラックの製作に対応しています。
「GTP対応のラックを導入したい」「自動化設備に合わせた保管棚を検討したい」とお考えの方は、ぜひご相談ください。

関連ワード

このコラムと
合わせて読みたいコラム

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
このコラムを読んだ方は次の記事も合わせて読むと、さらに御社の倉庫や工場のレベルアップに繋がると思います。ぜひご覧ください!

一覧へ戻る