フォークリフトを屋外で保管している工場や物流倉庫では、雨風や直射日光への対策が重要です。
屋外にそのまま駐車していると、雨水や紫外線などの影響を継続的に受けるため、車体や各部品の劣化を早める要因となります。一方で、フォークリフト専用の建屋を新設すると、工事規模やコストが大きくなる場合があります。
そこで今回は、屋根と開閉式カーテンを組み合わせたフォークリフト保管スペースを設置した事例をご紹介します。
ー目次ー
今回のお客様は、フォークリフトを屋外で常時保管しており、雨風による車体や設備の劣化を懸念されていました。
一方、フォークリフトは日常的に使用するため、保管設備を設けることで出し入れがしにくくなることは避けたいというご要望もありました。
具体的には、次のような課題がありました。
そこで、保護性能と日常の使いやすさを両立するため、屋根付きのカーテン間仕切りを採用しました。



今回設置したのは、屋根と側面カーテンを組み合わせた屋外用の保管スペースです。
フォークリフトの上部を覆う屋根を設けることで、雨水や直射日光が車体へ直接当たりにくい環境を整えました。
屋外環境から受ける影響を軽減することで、車体や部品の劣化抑制につながります。
側面には固定壁ではなく、開閉できるカーテン間仕切りを採用しました。
フォークリフトを使用するときはカーテンを開放できるため、保管設備を設置しても日常の入出庫動線を確保できます。
固定式の壁で囲う場合と比較して、運用に合わせて開閉できる点もメリットです。
屋外にカーテンを設置する場合は、風によるばたつきにも配慮する必要があります。
今回は、カーテンを固定するためにフランス落とし(落とし棒)を採用しました。
閉鎖時にカーテンを所定の位置で固定することで、風による不用意な開閉やばたつきを抑え、安定して使用しやすい仕様としています。
屋根とカーテンで保管場所を囲うことで、フォークリフトが雨や直射日光にさらされる状況を減らせます。
完全な屋内保管が難しい現場でも、屋外環境の影響を抑えるための対策として有効です。
カーテン式であれば、使用時に大きく開口部を確保できます。
フォークリフトの使用頻度が高い現場でも、保管と作業性を両立しやすくなります。
既存の屋外スペースを活用して設置できるため、現場条件によっては大規模な建屋を新設することなく、フォークリフトの保管環境を改善できます。
専用スペースを設けることで、フォークリフトの定位置管理にもつながります。
車両の保管場所を明確にすることは、工場や倉庫の整理整頓や動線管理にも有効です。
屋根やカーテンを設置する際は、フォークリフトの車体寸法だけでなく、実際の運用方法まで確認することが重要です。
設計時には、主に以下の条件を確認します。
特に屋外設備は風の影響を受けるため、カーテンの固定方法や構造物の仕様について、設置環境に応じた検討が必要です。
屋根付きの保管設備を設けても、フォークリフトに対する日常点検が不要になるわけではありません。
車両の仕様やメーカーの指示に従い、保管状態や各部の異常を定期的に確認することが重要です。
また、屋根やカーテンについても、固定部の緩み、カーテンの破れ、金具の劣化などがないか定期的に確認することで、安全な状態を維持しやすくなります。
屋外で使用・保管するフォークリフトは、雨風や直射日光などの影響を受けやすいため、保管環境を整えることが重要です。
今回の施工では、屋根と開閉式カーテンを組み合わせた保管スペースを設置することで、フォークリフトを保護しながら、日常の出し入れがしやすい環境を整えました。
ロジカルでは、フォークリフトのサイズや保管台数、設置場所、作業動線などを確認したうえで、現場に合わせた屋根・カーテン間仕切りの設計・施工をご提案しています。
「フォークリフトの屋外保管を改善したい」「雨風を防げる保管場所をつくりたい」「既存スペースを活用して車両置き場を整備したい」とお考えの方は、ぜひご相談ください。
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