防火シャッターは、火災時の延焼を防ぐために欠かせない重要な設備です。
しかし、シャッターの直下に荷物や台車が置かれていると、作動時に途中で止まってしまい、せっかくの防火機能が発揮できないという事故が起こることがあります。
このような“置きっぱなしトラブル”を防ぐには、従業員一人ひとりの意識づけが重要。
今回は、千葉県の物流現場で行った、防火シャッター作動範囲への赤色塗装施工による注意喚起事例をご紹介します。
防火シャッターの直下に赤色の注意エリア塗装を実施しました。
赤は、視認性・心理的警告効果が非常に高い色。
作業中でも自然に目に入り、「ここには置いてはいけない」というメッセージを無言で伝えられます。
また、使用した塗料は屋内向けの高耐久仕様。
フォークリフトや台車の通行にも摩耗しにくく、長期間にわたり鮮やかな発色を維持します。
その結果、現場では従業員が意識せずとも自然にスペースを空けるようになり、
防火設備の作動を妨げない安全な環境が定着。
視覚的な注意喚起が、日常の行動変化へとつながりました。
ルールを掲示するだけでは、ついうっかり荷物を置いてしまうことがあります。
しかし、床そのものをメッセージ化することで、
「ここは置かない場所」と意識せずに判断できる環境をつくることができます。
赤色塗装のような“行動を変えるデザイン”は、
・防火対策
・注意喚起
・通路の動線整理
など、さまざまな安全管理の現場で活用可能です。
安全は、強制よりも“自然な仕組みづくり”で守る時代へ。
防火シャッターの作動範囲を赤塗装で明示することで、
従業員が“守りたくなる”安全環境が実現します。
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