• 2025.11.19

奥行×重量×高さをすべて叶える。理想のラックを形に

奥行に長い高層ラック
奥行に長い高層ラック

「床面積が限られていても、もっと保管量を増やしたい」
「重量物だから、通常のラックでは不安」
「背の高い荷物を効率よく収納したい」

倉庫や工場でこうした悩みを抱える現場は少なくありません。
ロジカルでは、奥行・耐荷重・高さのすべてを最適化したカスタムラックを設計・施工し、限られた空間の中でも最大限の保管効率を実現しています。

今回は東京都の現場で納入した、奥行900mm・1段あたり1,000kg対応の高層重量ラックの導入事例をご紹介します。

お客様の要望

  • 限られた床面積の中で収納量を増やしたい
  • 奥行のある重量物を安全に保管したい
  • 高所まで活用して、保管効率を最大化したい

高さ・奥行・耐荷重をすべて最適化した“立体保管”設計

導入したラックは、奥行900mm・1段あたり最大1,000kg対応のハイスペック仕様。
さらに、高層設計によって「横」ではなく「縦」に収納力を拡張することで、同じ床面積でも大幅な保管力アップを実現しました。

ただし、すべての段に満載すると床の耐荷重を超えるリスクがあるため、
ロジカルでは段ごとに荷重バランスを最適化した運用設計を提案。

  • 中・下段には出庫頻度の高い荷物を配置
  • 上段はピッキングリフトでアクセス可能な高さに設定
  • 通路幅もリフト操作に適した寸法で確保

ラックそのものの強度設計に加え、「どう使うか」まで含めた安全で効率的な運用プランを実現しています。

施工概要

  • 施工内容:高層・高耐荷重仕様パレットラックの納入
  • 施工地域:東京都
  • 業界:製造業・部品保管

“段別運用”と“リフト対応”で、使いやすさと安全性を両立

本案件では、ラックのスペックだけでなく、使い方そのものを含めた総合提案を実施しました。
全段に積載しない運用前提で設計することで、床への負担を軽減。
上段への荷役もピッキングリフトを用いることで、安全にアクセス可能です。

単なる「収納設備」ではなく、人と荷物の動き方まで設計した立体保管ソリューションです。

まとめ:条件が多いほど、最適な1台を作る価値がある

“奥行がある”“重量がある”“背が高い”──
そんな条件の荷物を、既製品のラックで完全に収めるのは簡単ではありません。

しかし、条件が多いほど、現場に合った最適設計の価値が際立ちます。
ロジカルでは、現場環境・荷物特性・運用方法に合わせたオーダーメイドラックを設計し、
限られたスペースを最大限に活かす保管環境を構築します。

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