コア抜き工事と聞くと、コンクリートに大きな穴を開けて構造を損なってしまうのでは…と不安に思われる方も多いかもしれません。
特にRC(鉄筋コンクリート)構造の建物では、内部に張り巡らされた鉄筋の位置を見誤ると、建物の強度そのものに影響を及ぼす可能性があります。
今回は、京都府内の現場で実施した「レントゲン撮影を伴う縦貫コア抜き工事」をご紹介します。
お客様のご要望
・1階のキュービクルから3階まで電源を配線したい
・コア抜きを行うが、構造体へのダメージが心配
・施工前に鉄筋の位置を正確に確認しておきたい
この設備を導入することで何が変わる?
今回のご要望に応えるため、弊社ではレントゲン撮影による配筋検査を事前に実施。
建物の構造体を守りながら、安全に貫通工事を行うための基礎情報をしっかり取得しました。
その結果、1階から3階まで縦方向に貫通するコア抜き工事も、鉄筋を避けたルートを正確に設定でき、
構造を損なうことなく、配線ルートを確保することに成功しています。
RC構造の建物では、“どこに穴を開けるか”の前に“何がその中にあるのか”を知ることが非常に重要。
今回のように、見えない内部を可視化するひと手間が、安全かつ高品質な施工に直結します。
施工概要
レントゲン撮影+RC構造対応の慎重施工
ただ穴を開けるだけではない。
“鉄筋を避けて開ける”ことが建物の安全を守る第一歩です。
ロジカルでは、RC構造や複雑な配管ルートが求められる現場にも対応可能。
今回のように、レントゲン撮影を活用して見えない部分の確認を徹底する施工にも対応しています。
まとめ
設備配線や電源ルート確保のために必要となるコア抜き工事。
RC構造でも、事前にしっかりと内部確認を行うことで、建物に優しい施工が可能です。
「構造体に影響を与えたくない」「設備導入の際に、安全な貫通工事をしたい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひロジカルまでお気軽にご相談ください!
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