• 2025.11.25

海上コンテナでも“高さを使えば”もっと入る。長尺物を賢く保管するバーラック活用術

コンテナバーラック
コンテナバーラック

海上コンテナは、区切られた細長い空間ゆえに
「床に置くしかない」「長尺物はとりあえず直置き」
という運用になりがちです。

しかし、実はコンテナ内部こそ“高さを活かす収納”が効果を発揮する場所。
今回は京都府長岡京市の現場で、長尺部材を効率的に保管できる
横置き型バーラック(特注アーム仕様) を導入した事例をご紹介します。

お客様の要望

  • 長尺物を床置きしており、コンテナ内スペースが不足している
  • 重量物のため、フォークリフトでの格納にも対応したい
  • 限られた空間でも“高さ方向”を使って収納量を増やしたい

コンテナ内でも効率アップ。横置きバーラックで長尺物を整理整頓

今回採用したのは、長尺・重量物の収納に適した 横置き型バーラック
通常サイズではなく、コンテナ用にアーム長を延長した特注仕様です。

▶ アーム延長で“支える幅”を確保しつつ、ラック間隔を最適化

長尺部材の幅を安定して受けられるよう、アームをあえて長めに設計。
これにより、

  • 安定して保管できる
  • ラック同士の間隔を詰められる
  • 収納本数が確保できる
  • フォークリフトの動線も確保できる

という、限られたコンテナ空間を最大限に活かす設計が実現しました。

床置きが解消され、通路が確保されて作業性・安全性も大幅に改善されています。

施工概要

  • 施工内容:横置き型バーラック(アーム延長仕様)の納入
  • 施工地域:京都府 長岡京市
  • 業界:製造業(長尺部材保管)

コンテナだからこそ「特注設計」でフィットさせる

海上コンテナは、一般の倉庫と違って幅が限られており、
既製ラックだと寸法が合わないケースがほとんど。

そこで今回は、

  • コンテナ幅に合わせたアーム長
  • 長尺物に合わせた段数・高さ
  • フォークリフトが動ける配置レイアウト

と、現場にフィットする完全特注設計で対応しました。

「狭い空間でもどう保管するか?」の答えは、
“ラックを空間に合わせる”という柔軟な発想にあります。

まとめ

海上コンテナは、保管スペースとして非常に便利な反面、
床置きになる → 高さが余る → すぐ満杯になる
という課題が起こりやすい環境です。

しかし、今回のようにラックを導入することで、

  • 高さを活かせる
  • 収納量が増える
  • 作業しやすくなる
  • 安全性も向上する

というメリットが一気に得られます。

ロジカルでは、コンテナのような特殊環境でも
寸法調整・特注設計で最適なラックをご提案できます。

「コンテナにラックは入る?」「この長さでも大丈夫?」
そんな疑問があれば、ぜひ気軽にご相談ください。

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