屋外に設備を設置する際、「どんなラックを置くか」に目が向きがちですが、実はそれ以上に重要なのが“どんな基礎をつくるか”という点です。
特にパレットラックのような重量物を扱う設備では、地盤の安定性がそのまま安全性に直結します。
今回は、神奈川県の現場で実施した屋外用パレットラック設置に伴う基礎工事の事例をもとに、沈下を防ぐための“強い基礎づくり”のポイントをご紹介します。
ー目次ー
見た目にはしっかりしているアスファルト舗装でも、荷重が一点に集中する設備には不向きです。
パレットラックの支柱のように荷重が局所的にかかる構造では、アスファルト下の地盤が時間とともに沈下し、ラックの傾き・ぐらつき・転倒といったリスクが発生します。
「設置直後は問題なかったのに、数年後にラックが傾いていた」
というのは、実際に起きやすいトラブルのひとつです。
このような沈下を防ぐためには、**点荷重に強く、安定した支持力を持つ“コンクリート基礎”**が欠かせません。
屋外設備に最も適した基礎として、コンクリート基礎が選ばれるのには明確な理由があります。
支柱に集中する重さを面全体で受け止め、沈下リスクを最小限に抑えます。
施工精度が高く、ラック設置後の傾きやがたつきを防止します。
コンクリート基礎にアンカーを打ち込むことで、地震時の横揺れにも強い構造を実現します。
今回の現場では、地盤の下地調整→型枠設置→コンクリート打設までを一貫施工。
長期使用にも耐えうる、沈下知らずの安定した基礎を完成させました。
弊社では、ラックや保管設備の納入だけでなく、
それらを安全に支えるための基礎・下地工事もトータルで対応可能です。
といったお悩みにも、現場調査から最適な基礎設計のご提案までワンストップで対応します。
設備単体の販売ではなく、“安全に使える環境ごと提供する”のが当社の強みです。
ラックを長く、安全に使用するためには、足元を固めることが何よりも重要です。
沈下や傾きといったリスクを防ぐためには、アスファルトではなくコンクリート基礎による確実な支持構造が最適解。
基礎工事からラック納入まで一貫対応できる当社なら、
「長く使える」「安全に支え続ける」現場環境を実現できます。
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