「うちのチョコレートを御社の倉庫で保管してほしい」という相談があったとき、室温25℃以下という条件が付いていたらどうしますか?
冷蔵庫?いやいやだめです、ちょっと寒すぎますね。うちのチョコレートは寒すぎると品質が落ちます。
そのまま常温で保管?秋冬は大丈夫かもですけど、夏は溶けちゃいます!
こんなときあなたならどうしますか?
そう、部屋を作って中にエアコンを入れて室内25℃以下設定を作るんですね。
でもこういう部屋を作ったりするのって結構お金かかるんですよね、この契約が終わったら撤去するのに費用対効果悪くない?
大丈夫。実はかなり費用を抑えて作れちゃうんです。
冷蔵でもない、冷凍でもない。25℃以下で保冷庫を簡単に作るクールな方法を今回はお伝えします!
保冷庫とは冷蔵庫ほどの冷やす必要のない商品を25℃以下の気温で保管できる倉庫です。
保冷庫って言っても25℃以下はほぼ常温です。
冷凍食品やたいていの食品は冷凍庫や冷蔵庫で保管するのに対して、この保冷庫では主にチョコレートを保管します。
たまに温度管理の厳しい医薬品にも入れることもありますが、当社へのご依頼のほとんどはチョコレートの保管でした。
なのでこういったチョコレートをはじめ、医薬品など常温での保管が必須のものには保冷庫を入れましょう。
また、秋や冬になると自然と倉庫の中が25℃以下になってきます。
そのときにはエアコンを止めて運用することで、節電にも繋がりますからお得です。
保冷庫は非常にシンプルな構造で、費用対効果に優れています。
四隅と保冷庫内に柱を組んで、外側にアルミ遮熱材で囲います。
そして中に照明とエアコンを導入すればあっという間に完成です、非常に簡単です。
こんなに簡単な作りだと本当に大丈夫かと思われますが、導入から撤去するときまでを考えるとこの簡素な作りが都合がよかったりするんですよね。
例えば作りが心配だからとパーテーションを組んでしっかりした部屋にしてしまうと、撤去や移設、増設などが大変です。
こういった保冷庫や事務所など、倉庫の中に部屋をつくるときは性能や運用面も考えて選定をするようにしましょう。
こちらの保冷庫は先述のとおり、柱とアルミ遮熱材の壁、あとは照明とエアコンを導入して製作しました。
扉はスライド式で、照明も明るく温かい雰囲気ですが、実際は20℃のクールな庫内になっています。
中はこんな感じです。
どうですか?クールでしょう。
これでおいしいチョコレートの品質を落とさず安心して保管ができます(*’▽’)
続いてはこちら。
さっきと作りはほぼ同じなんですが、違う点としては、地面から天井までをアルミ遮熱材で全部間仕切っているんです。
倉庫の一画を丸ごと保冷庫にしたいなどの要望があれば、天井がそこまで高くない場合にはこういったやり方もおすすめですね。
冷蔵庫や冷凍庫ほどの低い温度設定で保管が不要なチョコレートや医薬品などを保管するなら保冷庫がおすすめです。
簡単な作りで撤去や移設、増設なども容易にできます。
これから新しく25℃以下の常温での保管が必要な商品を保管する場合は、保冷庫を導入しましょう。
弊社は多くの物流会社に保冷庫の導入を提案、設計、工事を行ってきました。
保冷庫の設計がわからない、エアコンの適切な選定や電気工事などにお困りの方は以下お問い合わせフォームからご相談をお待ちしております。
ご相談や現地調査は無料なので、まずはお気軽にご連絡ください!
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