設備や車両の接触対策として設置されているD型ゴムは、消耗品であり、経年劣化による性能低下が避けられません。
今回は、長年使用され劣化が進んだD型ゴムを更新し、本来の緩衝性能を回復させた事例をご紹介します。

というご相談をいただきました。
既存のD型ゴムは、ゴム自体の硬化・ひび割れに加え、固定用ボルトの腐食も進行しており、再利用が困難な状態でした。
そこで今回は、既存ボルトをすべて撤去し、新たにアンカーを打設してD型ゴムを新規部材として確実に固定。
これにより、
といった効果が得られ、安全性と耐久性をしっかり確保できる状態となりました。


D型ゴムの更新では、ゴムの交換だけでなく、「どう固定するか」が非常に重要です。
腐食した既存ボルトを流用すると、早期の緩みや脱落につながる可能性があります。
今回の施工では、
下地の状態を確認したうえでアンカー位置を設定
確実に締結できる施工手順を採用
することで、長期間安定して機能する取付状態を実現しました。
これにより、日常的な接触が発生する環境でも、安心して使用できる仕様となっています。
D型ゴムは目立たない設備ですが、
劣化を放置すると車両や設備の損傷、事故リスクにつながる重要な部材です。
今回のように、
D型ゴムの更新+アンカーによる確実な再固定
を行うことで、安全性と設備保全の両面を強化することができます。
ロジカルでは、D型ゴムをはじめとした
緩衝材・安全対策部材の更新工事にも柔軟に対応しています。
劣化や破損が気になってきた際は、ぜひ一度ご相談ください。
関連ワード
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
このコラムを読んだ方は次の記事も合わせて読むと、さらに御社の倉庫や工場のレベルアップに繋がると思います。ぜひご覧ください!
倉庫の設備のことなら
東京ロジカルにお任せください!
お電話 :
03-6658-4419