換気だけじゃ足りない?臭気対策に集塵機が効いた理由

集塵機
集塵機

製造現場では、機械稼働時に発生する臭気や煙、微細な粒子が作業環境に影響を与えることがあります。
換気扇や窓開放などで対応している現場も多いですが、「換気しているのに臭いが残る」というケースは少なくありません。

本記事では、換気設備に加えて集塵機(局所排気)を組み合わせることで臭気問題を改善した事例をご紹介します。

お客様の要望

大阪府八尾市の製造工場様より、次のようなご相談をいただきました。

  • 生産機械の排気から強い臭気が発生する
  • 換気扇だけでは臭いが取り切れない
  • 作業者のストレスや作業効率低下につながっている
  • 空気環境を改善したい

臭気が現場全体に広がり、作業者の集中力低下や不快感の原因となっていました。既存の換気設備は稼働していたものの、臭気の発生源を十分に抑えきれていない状態でした。

課題解決のポイント|換気+集塵機による臭気対策

① 臭気発生源と換気量の詳細調査

まず実施したのは、現場の空気環境調査です。

  • 臭気発生源の特定
  • 排気量と換気量の測定
  • 空気の流れ(気流)の確認
  • 臭気滞留ポイントの把握

これらの調査を基に、最適な換気ダクト径や吸引量を算出し、換気ダクトの設計施工を行いました。

② 集塵機による局所排気で臭気を直接吸引

今回の改善で大きな効果を発揮したのが、集塵機(局所排気装置)の導入です。

換気設備は空間全体の空気を入れ替える役割ですが、臭気や微細粒子は発生源付近で吸引しなければ十分に除去できません。

そこで、

  • 機械の排気付近に吸引ポイントを設置
  • 集塵機で臭気粒子を直接捕集
  • 排気ダクトで屋外へ排出

という構成を採用しました。

これにより、臭気が現場全体へ拡散する前に捕集することが可能になりました。

③ 吸気ファンによる空気循環の最適化

排気だけを強化すると、室内の気圧バランスが崩れる場合があります。

そのため今回は、

  • 吸気ファンを併設
  • 排気量と吸気量のバランス調整
  • 空気の流れを安定化

といった対策も実施しました。

これにより、室内の空気循環が整い、作業者が感じる臭気が大幅に軽減されました。

施工概要

  • 施工内容: 換気ダクト・吸気ファン・集塵機の設計・設置工事
  • 施工地域: 大阪府八尾市
  • 業界: 製造業

臭気対策は“吸って逃がす”が基本

臭気対策というと、換気扇の増設や窓開放だけを考えがちです。
しかし臭いの粒子は、

  • 壁や天井への付着
  • 作業服への吸着
  • 空間内での滞留

といった形で残りやすく、単純な換気では完全に除去できない場合があります。

今回のように、

  • 発生源で吸引する集塵機
  • 空間の空気を排出する換気設備

を組み合わせることで、より効果的な空気環境改善が可能になります。

まとめ|臭気対策は“局所吸引”がポイント

「換気はしているけど臭いが気になる」
そんな現場では、臭気の発生源に直接アプローチする対策が必要です。

集塵機(局所排気)を導入することで、

  • 作業環境の改善
  • 作業者のストレス軽減
  • 生産効率の向上
  • 健康リスクの低減

といった効果が期待できます。

臭気対策や空気環境の改善をご検討中の方は、ぜひロジカルまでご相談ください。
現場の状況に合わせた最適な換気・集塵システムをご提案いたします。

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