製造現場でよくある悩みのひとつに、「機械稼働中に発生する強い臭気」があります。
換気扇を回してもニオイが残る。窓を開けても空気がこもる。
そんなときに力を発揮するのが、“換気だけに頼らない”臭気対策です。
今回は、換気ダクトと集塵機を併用したことで空気環境が劇的に改善された事例をご紹介します。
お客様の要望
「生産機械の稼働時に発生する臭気が強く、作業環境を改善したい」
大阪府八尾市にある製造工場からのご相談で、
機械の排気から出る臭いが現場に充満し、作業員のストレスや業務効率低下につながっているとのことでした。
この設備を導入することで何が変わる?
まず、ロジカルでは現場の臭気発生源と換気量を綿密に調査。
そのうえで、最適な径・吸引量に基づく換気ダクトの設計施工を行いました。
加えて今回は、臭気の滞留を抑えるために集塵機を組み合わせて設置。
換気だけでは取り切れない微細な臭気粒子を、集塵機でピンポイント吸引することで、
空気の流れを整えながら臭いの根本対策を実現しました。
さらに、室内の気圧バランスを保つため、吸気ファンも併設。
これにより、排気と吸気のバランスが取れ、室内の空気循環が安定し、
結果的に作業者が感じるニオイが大幅に軽減されました。
施工概要
“吸って逃がす”が空気改善の基本
臭気対策というと、「換気だけでなんとかなる」と思われがちですが、
臭いの粒子は壁や天井、作業者の衣服にも残りやすく、排気だけでは完全に除去できないケースもあります。
今回のように、集塵機と換気を組み合わせることで、より効果的な対策が可能になります。
まとめ
「換気はしてるけど、まだ臭いが気になる」
そんな現場には、集塵機を加えた“臭気の根本吸引”というアプローチがおすすめです。
作業環境の快適化・作業者の健康管理・生産性の向上にも直結する対策ですので、
ぜひ一度ロジカルにご相談ください。現場に最適な換気・集塵のご提案をいたします。
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