新たに倉庫を構える際、最初に悩むのが「どんなラックをどう配置するか」という点です。
特に、扱うパレットのサイズや内容が一定でない場合は、汎用性のある設計が求められます。
今回は、パレットサイズがバラバラでも安全・効率的に使えるラックと、動線まで考慮したレイアウト設計の導入事例をご紹介します。
お客様の要望
「新しく設けた倉庫に、効率的なレイアウトでラックを導入したい」
お客様のご要望は、フォークリフト作業や人によるピッキング作業もスムーズに行える構成を前提に、
収納力と安全性、そして作業効率を両立するラックシステムを設けたいというものでした。
この設備を導入することで何が変わる?
ロジカルでは、まずパレットのサイズや荷物の特性をヒアリング・確認した上で、
パレットラックと中軽量ラックの2種を併用するレイアウトをご提案しました。
特に課題だったのは、パレットサイズが一定でないためラックに安定して載せられないこと。
そこで、パレットラックの棚面には強度の高いパーチクルボードを敷設し、
直接荷物を置いてもズレや落下の心配がない構造としました。
さらに、パレットラックはフォークリフトの動線を重視した導線設計とし、
中軽量ラックは人によるピッキング作業がスムーズに行える配置に。
これにより、倉庫全体の動線が整理され、作業効率が格段に向上しました。
施工概要
ラックとレイアウト設計で変わる“使いやすさ”
ただラックを設置するだけでは、使いやすい倉庫にはなりません。
重要なのは、使用目的・荷物の特性・作業動線をすべて踏まえた設計です。
ロジカルでは、一見バラバラに見える条件も整理し、現場に最適なラックと配置を提案します。
これにより、無駄のない保管スペースと、スムーズな作業導線が両立できるのです。
まとめ
「パレットのサイズがバラバラだから難しい…」と思われがちな倉庫設計も、
ラック選定とレイアウト次第で、効率的で柔軟な空間に生まれ変わります。
新設倉庫やレイアウト見直しをご検討中の方は、
ぜひロジカルにご相談ください。現場に合わせた最適設計をご提案いたします。
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