• 2025.06.09

劣化も盗難も防ぐ!屋外パレットラックに求められる“囲い”とは

屋外用パレットラック
屋外用パレットラック

物流量の増加や作業エリアの見直しに伴い、屋外にパレットラックを設置して保管スペースを拡張したいというご相談が増えています。
しかしながら、「風雨や日差しによる製品の劣化」や「外部からの盗難リスク」など、屋外ならではの懸念も少なくありません。
今回は、そうした問題に対して、“囲う”という発想で安全性と利便性を両立した事例をご紹介します。

お客様の要望

「屋外にパレットラックを設置したいが、保管物の劣化や盗難が心配」
屋外スペースを活用したいというニーズに対し、単なるラック設置では不十分であり、保管物を守るための追加対策が求められていました。

この設備を導入することで何が変わる?

まず、屋外スペースに荷姿と積載量に最適化されたパレットラックを新設
段数や高さを調整することで、限られた敷地でも高い収納効率を実現しました。
そして最大のポイントは、ラック全体を覆うテントシート構造の導入です。
使用したテント生地は、防水性とUVカット性能を備えており、屋外環境下でも中身をしっかり守る仕様に。
さらに、前面は開閉可能な設計で、日常的な出し入れもスムーズに行えるだけでなく、施錠による盗難防止対策も施されています。

施工概要

  • 施工内容: パレットラック新設+防水テント囲い設計・施工
  • 施工地域: 大阪府
  • 業界: 製造業

屋外パレットラックに求められる“囲い”とは

屋外ラック運用で鍵となるのは、「保管物を守る機能」と「日常の使いやすさ」の両立です。
今回採用したようなテントによる囲いは、気候の影響を受けず、作業負担も最小限に抑えられる構造であり、
簡易な倉庫スペースとしても活用できる柔軟性を備えています。
見た目の整った外観は、社外からの視線にも配慮された保管環境として、企業の信頼感向上にもつながります。

まとめ

屋外にパレットラックを設置するなら、“囲い”による保護機能を加えることで、真に安心できる保管スペースが完成します。
保管効率を上げたい。でも、製品も守りたい。その両方を実現するご提案です。
屋外スペース活用をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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