• 2025.04.10

海上コンテナでの部材保管、こんな方法もあります

コンテナバーラック
コンテナバーラック

限られたスペースの中で、いかに効率よく長尺物を保管するか。
とくに海上コンテナのような狭く区切られた空間では、「床に置くしかない」という運用がされているケースも少なくありません。

しかし、実はそんな空間でも、ラックを活用することで収納効率を大きく改善する方法があるのです。
今回は、京都府長岡京市にて施工した、コンテナ内の保管スペースを最大限に活かす横置きバーラックの導入事例をご紹介します。

お客様の要望

・コンテナ内に長尺の部材を床面に直置きしているが、スペースが足りない
・重量物なのでフォークリフトでの格納にも対応させたい
高さ方向をもっと活かして保管効率を上げたい

この設備を導入することで何が変わる?

今回導入したのは、長尺かつ重量のある部材に最適な“横置き型バーラック”
フォークリフトでの出し入れも想定しつつ、海上コンテナという限られた幅と高さの中で使える設計を採用しました。

特に工夫したのは、通常よりも長めに設計したアーム部分
これにより、部材の幅をしっかり支えながらもラック同士の間隔を詰めることができ、収納本数を確保しつつ作業スペースも残すことができました。

床置きが解消されたことで、通路の確保や荷物の仕分けもしやすくなり、安全性・作業効率ともに向上しています。

施工概要

  • 施工内容:横置き型バーラック(アーム延長仕様)の納入
  • 施工地域:京都府 長岡京市
  • 業界:製造業(長尺部材保管)

特注アームでコンテナにフィットする構造に

今回のラックは、コンテナ内という特殊な設置環境を考慮した特注設計
アーム長さを調整し、コンテナ幅と部材寸法にぴったり合う仕様にすることで、収納効率を最大化しています。

また、フォークリフトの動線を確保するためのラック配置にもこだわり、実際の作業性を損なわないように設計しました。

まとめ

海上コンテナは、保管スペースとして活用されることが多い一方で、「天井までの高さを持て余している」ケースも多く見受けられます。
そんなときは、今回のようにラックで“高さ”を活かすことが、収納力を倍増させる鍵
になります。

ロジカルでは、現場に合わせた寸法調整や特注設計にも柔軟に対応可能
「こんな場所でもラックって入るの?」という疑問があれば、ぜひ一度ご相談ください。

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