薬品の原材料を扱う倉庫では、何よりも衛生管理が最優先。
しかし、出荷頻度が低い製品であってもスペースを占有してしまえば、
作業性や動線に支障をきたすこともあります。

つまり、「清潔さ」と「効率性」、そして「使いやすさ」を同時に満たすことが、薬品倉庫の理想形。
今回は東京都の薬品原料倉庫で導入した、衛生性・省スペース性・操作性を兼ね備えたハンドル式移動ラックの事例をご紹介します。

お客様の要望

• 出荷頻度の低い薬品原料をコンパクトに保管したい
• 倉庫内を常に衛生的な状態に保ちたい
• 力に自信がない人でも簡単に操作できるラックがほしい

ステンレス仕様＋可動ラックで、衛生と効率を両立

導入したのは、棚板をステンレスで覆ったハンドル式移動ラック。
ステンレス素材は薬品や水に強く、汚れも落としやすいため、
水洗いや消毒を繰り返す環境でも清潔さを維持できます。

さらに、ラック自体がレール上で可動する構造のため、
必要なときだけハンドルを回して通路を開き、
使用していないときはラック同士を密着。
これにより、通路1本分のスペースで多くの保管量を確保できるようになりました。

ハンドルは軽く回る設計で、女性スタッフでもラクに操作可能。
衛生・省スペース・軽操作という3要素をすべて満たした、“理想の保管設備”が完成しました。

施工概要

• 施工内容：棚板ステンレス被覆ハンドル式移動ラックの設計・納入
• 施工地域：東京都
• 業界：薬品原料倉庫

ステンレス×ハンドル式＝“クリーン＆コンパクト”な保管空間

通常のスチールラックでは、薬品や水分によるサビ・汚れが避けられません。
そこで今回は、ステンレス板で棚板をカバーすることで、
清掃性と耐薬品性を両立。
衛生管理が厳しい現場でも、長期的に安心して使用できる仕様です。

また、可動構造を採用することで、保管スペースを最大化。
限られた倉庫面積でも、“必要なときに動かせる”柔軟な運用が可能です。

まとめ

薬品倉庫では、「衛生管理」「保管効率」「操作性」をすべて満たす設備選びが重要です。
ロジカルでは、素材選定から構造設計、運用方法までトータルでサポート。

清潔・効率・快適をあきらめない保管ソリューションで、
現場の品質と生産性を一歩上のレベルへ。