歩廊・階段もまとめて安全撤去!中二階解体で“使える空間”に再生

中二階解体
中二階解体

倉庫や工場に設置された中二階(メザニン)は、かつては保管や作業スペースとして活躍していた設備。
しかし、運用方法の変化や保管物の見直しにより、「今は使っていない」「スペースを別用途に活かしたい」というケースが増えています。

今回は、兵庫県の倉庫で行った中二階構造(歩廊・階段含む)解体撤去工事の事例をご紹介します。
安全対策を徹底しながら撤去を行い、次の設備導入につながる“再利用できる空間づくり”を実現しました。

お客様の要望

  • 倉庫の運用変更に伴い、中二階を撤去したい
  • 歩廊や階段を含めてすべて解体し、床をフラットに戻したい
  • 撤去後は新たなラックを設置できるよう整備しておきたい

この工事で何が変わる?

今回の現場では、重量鉄骨製の中二階構造を安全に分割しながら撤去しました。

解体時には、部材の落下を防ぐため、フォークリフトの爪にロープを掛けて吊り下げながら慎重に作業。
高所での切断・分離作業も、安全帯・仮設足場の使用・作業動線の確保などを徹底し、確実に進行しました。

撤去後は、アンカーの頭を削って床面を完全フラット化
新しい保管ラックの設置やレイアウト変更がしやすい状態に整えました。
さらに、同時に既存のパレットラックを別エリアへ移設・再構成まで実施。
単なる解体にとどまらず、“次に使える現場”へとつなげる施工を実現しました。

施工概要

  • 施工内容: 中二階・歩廊・階段の解体撤去/床面整備/パレットラック移設
  • 施工地域: 兵庫県
  • 業界: 倉庫業

安全性と“次に使える状態”が重要

中二階の撤去では、構造を壊すだけでなく、撤去後の活用を見据えた整備がポイントです。
アンカーや段差が残ると、新たな設備設置の際に障害となるため、弊社では床仕上げ・再利用設計までを含めたトータル対応を行っています。

また、解体中の落下・転倒防止対策として、

  • フォークリフト+ロープ吊りによる補助
  • 作業範囲の立入規制
  • 高所安全帯の着用義務化
    を徹底。

安全第一の体制で、スピーディかつ確実な撤去工事を実施しています。

まとめ

運用が変われば、必要な設備も変わります。
使わなくなった中二階をそのままにしておくよりも、撤去して新しいレイアウトを構築する方が効率的な場合もあります。

歩廊・階段を含む高所構造物も、経験豊富なプロにお任せください。
撤去後の床面整備やラック移設まで、一貫して対応いたします。

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