• 2025.10.30

危険物保管ラックをカット&再設置!現場に合わせた最適化で安全に再利用

危険物保管ラック
危険物保管ラック

危険物保管ラックは、通常のパレットラックとは異なり、建築基準法施行令消防法などの厳しい法令に適合する構造が求められます。
そのため、不要になったからといって他の用途へ転用することは難しい設備です。

しかし、同じ危険物保管庫内での再利用であれば、法令に準拠した状態を維持しつつ、コストを抑えた再活用が可能になります。
今回は、既存の危険物保管ラックを別倉庫へ移設・高さ調整して再設置した事例をご紹介します。

お客様の要望

  • 既存の危険物保管ラックを別の倉庫で再利用したい
  • 新しい保管庫に合わせてラックの高さを調整して設置したい
  • 法令適合を維持しながら、安全に再組立てを行いたい

この施工で変わったこと

今回の現場は、名古屋市内の化学品メーカー様の危険物保管庫。
既存のラックを別拠点で再利用したいとのご相談をいただきました。

問題となったのは、新しい保管庫の天井高さの違い
以前のラックは高さが合わず、そのままでは設置できない状況でした。

そこで当社では、支柱を現場寸法に合わせてカットし、高さを最適化。
さらに、再設置にあたって建築基準法施行令・消防法に基づく耐震要件を確認し、
法令を満たした安全構造で再組立てを行いました。

結果、既存ラックを無駄にせず、安全かつ低コストで再利用することに成功しました。

施工概要

  • 施工内容: 危険物保管用ラックの移設・再組立て/支柱の高さカット
  • 施工地域: 愛知県名古屋市
  • 業界: 化学品製造

既存ラックを安全に再利用するという選択

危険物保管ラックは、通常のパレットラックと異なり、

  • 耐震設計
  • 構造強度
  • 材質仕様(スチール厚み・塗装・防錆処理)
    など、法令対応を前提とした特別仕様です。

しかし、適切な確認と補修を行えば、他の危険物保管庫でも再利用が可能
「一から新調するよりもコストを抑えたい」「法令を守りながら効率的に使いたい」
という現場ニーズに応える有効な方法です。

当社では、ラックの構造確認から法令チェック、カット調整・再組立てまでを一貫対応
安全性とコストパフォーマンスを両立させた再利用を実現します。

まとめ

危険物保管ラックは、法令を満たす条件下であれば再利用が可能です。
今回の事例では、支柱を現場に合わせてカットし、
新しい危険物保管庫にぴったりと収まる形で再設置を行いました。

新規導入よりも大幅にコストを削減しつつ、法令遵守・安全性を確保した好事例です。

「危険物ラックを再利用したい」「別の倉庫で使いたい」
という方は、ぜひ当社までご相談ください。

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