工場通路の配線・ホースを安全対策|トラ柄ステップでつまずき・転倒リスクを低減

トラ柄ステップ
トラ柄ステップ

工場や倉庫では、新しい機械や設備の導入に伴い、電源ケーブル・配線・エアホースなどが通路を横断することがあります。

そのままの状態では、作業者が配線やホースを直接またぐ必要があり、つまずきや転倒の原因になる可能性があります。また、繰り返し踏まれることで、配線・ホース自体が損傷するリスクにも注意が必要です。

今回は長崎県の製造現場で、通路を横断している配線・ホース部分に黄色と黒のトラ柄ステップを設置。作業者が通行しやすい動線を確保しながら、つまずき・転倒リスクの低減を図った施工事例をご紹介します。

お客様の課題|通路を横断する配線・ホースの安全対策をしたい

今回のお客様は、新しい機器を設置したことで、接続する配線やホースが作業通路を横断する状態になっていました。

主なご要望は以下のとおりです。

  • 新設機器の配線・ホースが通路を横断している
  • 作業者が直接またいでおり、つまずき・転倒が心配
  • 通路としての使いやすさをできるだけ維持したい
  • 危険箇所がひと目で分かるようにしたい
  • 配線・ホース自体も保護したい

そこで、単純に配線をカバーするだけでなく、作業者が配線・ホースをまたいで通行できるステップ構造を採用しました。

トラ柄ステップで配線・ホースを保護しながら歩行動線を確保

今回設置したのは、通路を横断する配線・ホースを覆い、その上を作業者が通行できるトラ柄のステップです。

配線やホースをステップ内部に収めることで、作業者が直接踏んだり、足を引っ掛けたりするリスクを低減します。

さらに、ステップ本体には黄色と黒の警告色を採用しました。

床面との色の違いを明確にすることで、「ここには段差がある」と視覚的に認識しやすくし、通行する作業者への注意喚起にもつなげています。

施工概要

  • 施工内容: 通路上の配線・ホースをカバーするトラ柄ステップの設置
  • 施工期間: 1日
  • 施工地域: 長崎県
  • 業界: 製造業

配線・ホース用トラ柄ステップ設置の3つのポイント

黄色と黒のトラ柄で段差を認識しやすくする

工場内の安全対策では、設備そのものの機能だけでなく、危険箇所を作業者が認識しやすいことも重要です。

今回のステップには、黄色と黒を組み合わせたトラ柄を採用しました。

周囲の床面と視覚的に区別しやすくすることで、歩行者がステップの存在に気付きやすくなり、段差への注意を促します。

人の通行が多い箇所を中心にステップを配置

通路全体へ設備を設置するのではなく、実際の作業動線を確認し、人の往来が多い箇所を中心にステップを設置しました。

安全設備は数を増やせばよいわけではありません。

設備そのものが通行の妨げにならないよう、作業者がどこを歩くのか、台車などがどのように移動するのかを確認したうえで設置位置を決めることが重要です。

配線・ホースを直接踏まない構造で設備側も保護

通路上の配線やホースは、歩行者による踏みつけが繰り返されることで、被覆やホース本体が劣化する可能性があります。

ステップによって人の荷重が直接かかりにくい構造とすることで、歩行者の安全対策と配線・ホースの保護を同時に行えるようにしました。

なお、台車などが通過する場合は、重量や車輪径、走行頻度などに応じて、適切な耐荷重・構造を選定する必要があります。

工場通路の配線・ホースを放置するリスク

作業者のつまずき・転倒につながる

床面を横断するケーブルやホースは、高さがわずかであっても足を引っ掛ける可能性があります。

特に、荷物を持っていて足元を確認しにくい場合や、通行頻度が高い場所では注意が必要です。

カバーやステップなどを設置し、作業者が配線・ホースへ直接接触しにくい環境をつくることが重要です。

配線・ホースが損傷する可能性がある

通行時に繰り返し踏まれると、ケーブルの被覆やホースが劣化する可能性があります。

設備によっては、ケーブルやホースの損傷が機械停止などのトラブルにつながることも考えられます。

人だけでなく、設備を保護する観点からも通路横断部への対策が必要です。

通路の使いにくさが日常作業の負担になる

毎回ケーブルやホースを大きくまたいで通行する状態では、作業者に余計な動作が発生します。

通行量の多い場所ほど、こうした小さな動作が繰り返されます。

現場の動線に合わせて通行方法を整えることで、安全性だけでなく日常作業のしやすさも改善できます。

ケーブル保護カバーとステップはどう使い分ける?

配線やホースの通路横断対策には、現場条件に応じて複数の方法があります。

例えば、人の歩行が中心で、配線をまたいで通過する必要がある場合には、今回のようなステップ構造が選択肢になります。

一方、台車を頻繁に通過させる場所では、車輪が乗り越えやすい形状のケーブル保護カバーなどが適している場合があります。

また、レイアウト変更が可能であれば、配線を頭上へ通したり、床面に配線ルートを設けたりして、そもそも歩行動線と配線を交差させない方法も検討できます。

重要なのは、製品ありきで決めるのではなく、人・台車・フォークリフトなどの通行条件に合わせて対策方法を選ぶことです。

工場通路の安全対策で事前に確認したいポイント

配線・ホースの安全対策を検討する際は、主に以下の条件を確認します。

  • 配線・ホースの本数、太さ、用途
  • 通路を利用する作業者の人数
  • 台車やハンドリフトなどの通行有無
  • フォークリフトなど重量車両の通行有無
  • 通行頻度
  • ステップを設置できる幅
  • 段差の視認性
  • 配線・ホースの点検や交換方法
  • 将来的な設備レイアウトの変更予定

特に、歩行者だけが通る場所と、台車・フォークリフトが通る場所では必要な仕様が異なります。

現場の通行条件を確認したうえで、耐荷重・形状・設置方法を選定することが大切です。

まとめ|通路上の配線・ホースは現場動線に合わせた安全対策が重要

工場や倉庫の通路を横断する配線・ホースは、作業者のつまずき・転倒や、ケーブル・ホース自体の損傷につながる可能性があります。

今回の事例では、黄色と黒のトラ柄ステップを設置することで、配線・ホースを保護しながら、作業者が通行しやすい動線を整えました。

安全対策では、単にカバーを設置するのではなく、歩行者・台車・フォークリフトなどの動線を確認し、現場に適した形状や設置位置を決めることが重要です。

ロジカルでは、工場・倉庫内の通路や設備配置を確認し、配線・ホースの保護をはじめとした現場の安全対策をご提案します。

「通路上の配線やホースへのつまずき対策をしたい」「ケーブルを保護しながら安全な歩行動線を確保したい」「現場に合った安全設備を設置したい」とお考えの方は、トラ柄ステップの設置についてぜひご相談ください。

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