• 2025.05.19

高温屋根が35℃に!断熱吹付け+遮熱塗装の効果を検証

遮熱塗装
遮熱塗装

夏場になると「屋根のせいで工場内がサウナ状態に…」という悩みをよく聞きます。
特に古いスレート屋根の建物では、屋根に蓄積された熱がそのまま室内に伝わり、作業環境を悪化させる原因になります。
今回は、奈良県の現場で断熱材吹付けと遮熱塗装を組み合わせた屋根改修工事を行い、屋根の温度を下げたことで、建屋内の体感温度にも大きな変化があった事例をご紹介します。

お客様の要望

夏場、屋根からの熱で工場内がとにかく暑い。空調も効かない。
さらに、「雨漏りも発生しており、根本的に屋根を改善したい」というご要望がありました。
ただし、屋根は築50年以上が経過したスレート構造で、人が上がると割れてしまうような状態
安全性と施工性をどう両立させるかが大きな課題でした。

この設備を導入することで何が変わる?

今回は、屋根の表面に発泡ウレタンを吹き付けて断熱材を形成し、その上から遮熱塗装を施す二重の熱対策を実施。
これにより、屋根自体の温度は施工前の50℃超から35℃前後まで低下しました。
そして何よりも効果が大きかったのが、建屋内の温度改善です。
施工前は、日中に室内気温が40℃近くまで上昇していたのに対し、施工後は35℃前後に安定
空調設備がない場所でも、作業環境が明らかに快適になったとのお声をいただいています。

屋根表面の温度低下が、室内の輻射熱・伝導熱の発生を抑制し、空気のこもりを大幅に軽減。
エアコンの効きも改善され、冷房コストの削減効果も見込まれます

施工概要

  • 施工内容: 屋根への発泡ウレタン吹付け+遮熱トップコート仕上げ
  • 施工地域: 奈良県
  • 業界: 製造業(工場)

屋根に手を加えるだけで“室内”がここまで変わる!

屋根の断熱と遮熱がセットになることで、建屋内部の温度環境は劇的に改善されます。
これにより、作業者の負担軽減・熱中症リスクの低下・冷房効率の向上など、多方面に効果が波及します。
「屋根に触れることができないから無理」と諦めていた方にも、発泡ウレタン吹付けによる安全な工法は非常におすすめです。

まとめ

室内の暑さは屋根から始まっている。
だからこそ、断熱と遮熱の“W施工”が必要です。
暑さ・雨漏りにお悩みの方、まずは屋根から見直してみませんか?
建屋の環境改善、私たちにお任せください。

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