近年、製造や保管環境において「異物混入対策」や「衛生管理」の重要性が高まる中、「常設のクリーンルームを導入するにはコストがかかりすぎる…」という声が多く聞かれます。
そこで注目されているのが、倉庫の一角に「間仕切り+カーテン」で設置する簡易クリーンルームです。
施工の柔軟性、導入コストの低さ、作業効率の確保——この3点を両立できる新常識のカタチをご紹介します。
お客様の要望
埼玉県草加市にあるお客様の倉庫では、商品の保管や軽作業を行うスペースの一部に、異物混入を防げる清潔なエリアを確保したいというご要望がありました。
ただし、本格的なクリーンルームを導入するには予算やスペースの問題があり、「必要なときに使える簡易的な構造」が求められていました。
この設備を導入することで何が変わる?
今回導入した間仕切りは、上部に固定式カーテン、下部にスライド式カーテンを組み合わせた仕様です。
これにより、上部からのホコリや空気の流入を遮断しつつ、出入りや作業がしやすい構造を実現。
カーテンを開閉することで、用途や作業頻度に応じた運用が可能となり、清潔性と作業性のバランスを確保できました。
また、常設ではない簡易構造であるため、初期費用も抑えられ、コストパフォーマンスの高い環境整備が実現しました。
施工概要
「間仕切り+カーテン」のハイブリッド構造がカギ
清潔性を求める現場においても、可動性と柔軟性を兼ね備えた構造があることで、運用の幅が大きく広がります。
上部の固定カーテンで空気の流入を制御しつつ、下部にはスライド式カーテンを設けることで、必要な時に開閉可能な設計に。
作業中はフルオープン、作業終了後はクローズ、といった柔軟な運用が可能で、異物混入防止と利便性の両立が実現できました。
まとめ
クリーン環境を整えたいが、高額な設備投資は難しい…そんな悩みをお持ちの方には、今回のような簡易クリーンルーム仕様の間仕切り施工が最適です。
空間の一部を賢く使って、コストを抑えながら清潔で効率的な作業エリアを実現しませんか?
まずはお気軽に当社へご相談ください!
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