• 2025.05.13

機械への異物混入を防ぐ!マグネットドア付きアクリル間仕切りで衛生管理を強化

機械周り囲い込み アクリルパーティション間仕切り
機械周り囲い込み アクリルパーティション間仕切り

生産機械にホコリや異物が混入してしまう
――それだけで製品の信頼性が損なわれ、大きな品質トラブルにつながることもあります。
特に食品・医薬・精密機器などの製造現場では、こうした“微細な混入リスク”への対策が重要視されています。

今回は、奈良県の製造工場にて行った機械周りのアクリル囲い施工をご紹介します。
衛生管理・作業性・安全性のすべてをバランスよく考慮した設計で、異物混入のリスクを抑えながら、現場の使いやすさも確保した実例です。

お客様の要望

工場内で稼働している機械に対して、ラベル貼付後の製品へホコリや異物が混入しないようにしたいというご相談をいただきました。
同時に、作業者がラベル補充などの際に使いやすく、安全性も確保した構造が望ましいとのご要望もありました。

この設備を導入することで何が変わる?

施工では、アルミ角材による骨組みに透明性と強度を兼ね備えた5mm厚アクリル板を取り付け、機械全体を囲う構造としました。
正面にはマグネット式の片開きハッチドアを設け、スムーズな開閉を実現。
これにより、ホコリや異物が製品に混入するリスクを大幅に軽減しながら、補充・点検などの作業もストレスなく行えるようになりました。
また、すべてのアクリル板のエッジには面取り加工を施し、接触時のケガリスクも抑制。
現場の衛生管理と作業者の安全を両立した設計です。

施工概要

施工内容: アルミフレーム+アクリルパネルによる囲い設置(マグネットドア付き)
施工期間: 1日
施工地域: 奈良県 奈良市
業界: 製造業

衛生管理と作業性、安全性の三立が可能な「囲い設計」

異物混入対策というと密閉性だけが注目されがちですが、実際の現場では作業効率や安全性も無視できません。
今回のようなアクリル間仕切りは視認性が高く、衛生面を保ちながら、作業者の動線や動作にも配慮した設計が可能です。
設備への異物混入対策を考える際は、機能と運用のバランスを取ることが非常に重要です。

まとめ

「囲うだけ」では終わらない、機能性と実用性を両立した異物混入対策。
今回のようなアクリル間仕切りは、現場に合わせたフルオーダー設計が可能で、あらゆる製造現場に応用できます。
衛生管理を見直したい現場、安全対策と作業効率を両立したい設備改修をご検討中の方は、ぜひ当社にご相談ください。

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