• 2025.05.12

冷気が届かない作業場にピンポイント送風!エアコンを活かしたダクト改造事例

ダクトエアコン
ダクトエアコン

空調が効いているはずなのに、作業場はなぜか暑い――。
そんな現場のお悩みを、既存エアコンの冷気を「届けたい場所にだけ」送り込む改造で解決した事例をご紹介します。
設備の買い替え不要、無駄なく冷やす工夫で、作業効率と快適性が大きく変わりました。

お客様の要望

作業場の一部が常に暑く、冷房をつけていても冷気が届かないという状態が続いていました。
とはいえ、エアコン自体はまだ使用可能なため、新たな空調設備の導入は避けたいとのご相談でした。
「既存設備を活かしつつ、必要な場所にだけしっかり冷気を送りたい」
それが今回の明確なご要望でした。

この設備を導入することで何が変わる?

今回の施工では、既設のエアコンに対して、専用の空調ダクトを増設する形で改造を行いました。
このダクトによって、冷気を拡散させるのではなく、必要な作業エリアにピンポイントで送り出すことが可能に。
従来は、空間全体に冷気が広がってしまい、肝心の作業場所に十分な冷房効果が届いていなかったという課題がありましたが、
ダクト設置により、最短距離・最適な角度で冷気を届ける空調環境が完成しました。
結果的に、作業場の体感温度はしっかり下がり、作業者の疲労軽減や集中力維持にも効果的な環境へと改善されました。

施工概要

  • 施工内容: 既存エアコンへの空調ダクト増設工事(作業エリアへの送風設計)
  • 施工地域: 大阪府
  • 業界: 製造業・軽作業場

設備を“活かす”工夫が、冷房効率を変える

エアコン本体を新しくするのではなく、「どう冷気を届けるか」という視点で工夫するだけでも、空調環境は大きく改善できます。
今回は、ダクトを通じて冷気の向きを制御することで、現場に最適な冷房導線を実現。
無駄なく、必要なだけ届けるという考え方が、作業者の快適性とコスト意識の両立につながりました。

まとめ

「効いているはずなのに、効いていない」そんな空調の悩みは、送風の方向で解決できます。
新しい設備に頼らず、既存エアコンを活かしたピンポイント冷房の導入をお考えの方は、
ぜひ当社にご相談ください。小さな改善で、現場が大きく変わります。

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